ほとんどの人が、「読書を始めると必ず眠くなる、どうしてもウトウトしちゃって読み進められない」という経験があるはず。
これは、読書が苦手な人だけでなく好きな人でもあります。僕は毎月10冊ほど本を読むので、この経験から眠くなる理由と解決策を紹介します。
この記事を読めば、どうして読書すると眠くなるのかがわかり、集中して読書ができるようになりますよ。
読書すると眠くなる理由4つ

読書すると眠くなる理由は、以下のとおりです。
- 単純作業だから
- 目や脳が疲れるから
- リラックス効果があるから
- 本の内容に興味を持てないから
1つずつ見ていきます。
①:単純作業だから
そもそも読書は、単純(単調)な作業の繰り返しだから眠くなってしまう。
例えば、偉い人の話を聞いたり、運転したりしていると眠くなるのと同じで、刺激が少なく眠気が押し寄せてくる。
つまり、読書は全く体を動かさないので、ある程度本を読んでいると眠くなっても仕方がないともいえます。
②:目や脳が疲れるから
読書は、目や脳を使うので疲れが溜まりやすく眠くなる。
さらに現代人は、仕事やプライベートでPC・スマホなどを常に使い目を酷使しているので、眼精疲労が蓄積している状態です。
また、自分のレベルに合っていない難しい本を読むと、頭をフル回転させるのでエネルギーをかなり消費する。
このように読書は、思っている以上に目や脳に負担がかかっているため、本を読むなら朝がおすすめですよ。
③:リラックス効果があるから
読書には、リラックス効果があり眠くなりやすい。
イギリスのサセックス大学の研究では、たった6分の読書でストレスが68%も軽減されることがわかっています。
そのため、就寝前に本を読むことで寝つきが良くなります。寝るために本を読むのもありかもしれません。

④:本の内容に興味を持てないから
興味がない、面白くない本を読んでいても、退屈で眠くなるだけです。
そして、興味がない本を無理やり読み続けるのはしんどいし、ただただ読書が苦痛なものになってしまう。
読書の醍醐味は、本の内容から自由にイメージを膨らませて自分だけの世界を作り出して楽しめることだと思っています。
なのに、興味がないまま作業として本を読んでいたら眠くなるのは当たり前ですね。
読書すると眠くなるときの対策8つ

続いて、読書すると眠くなるときの対策を紹介します。
- しっかり寝る
- 場所を変える
- 本を耳で聴く
- 電子書籍で読む
- 時間を決めて読む
- 朝の時間帯に読む
- 興味のある本を読む
- SNSやブログでアウトプットする
1つずつ見ていきましょう。
①:しっかり寝る
まずは、しっかり寝て疲れを取りましょう。
ショートスリーパーでもない限り、基本的には7〜8時間は寝ないと完全に回復しませんよ。
睡眠時間を削ってまで読書する必要はありません、かえって効率が悪くなるだけなので。
※よく眠れない人は、下記の本を読んでみてください。
②:場所を変える
いつも同じ場所で読書している人は、たまには場所を変えてみるのもありですよ。
例えば、ファミレスや喫茶店、図書館など自分以外の人がいる場所がおすすめです。
と言うのも、ある程度騒がしいほうが逆に読書に集中できて眠くなりにくいから。
静かなところで勉強するのが苦手な人は、お気に入りの場所(カフェ、喫茶店)を見つけてみましょう。

③:本を耳で聴く
文字を読むと眠くなる人には、オーディオブックがおすすめです。
オーディオブックとは、プロのナレーターや声優が朗読した本をアプリで聴けるサービス。
そんなオーディオブック最大のメリットは、作業しながらでも読書ができる”ながら聴き”にあります。
例えば、筋トレしながら聴いたり、家事をしながら聴いたりできる。音楽やラジオを聴く感覚で本を楽しめるので、眠くなりませんよ。
また、ちょっとした空き時間や移動時間でも気軽に聴けるため非常に便利です。

④:電子書籍で読む
Kindleなどの電子書籍サービスを利用するのもおすすめ。
- 紙の本より少し安い
- スマホ1台で何冊も持ち運べる
といったメリットがあり、いつでもどこでも読書できるので気分転換にもなる。
ちなみに、Kindle Unlimited
⑤:時間を決めて読む
長時間本を読んでいると集中力が切れやすく、眠くなります。
そこで、「30分だけ読書する」など時間を決めることで、集中して本が読める。
例えば、25分作業(読書)して5分休憩する「ポモドーロ・テクニック」なんかは、集中できておすすめです。
時間を決めるときは、無理のない範囲で設定しましょう。読書初心者なら、最初は5~10分からでもOKです。
正直、普段読書する人でも2~3時間ずっと読み続けるのはしんどいので、ゆっくり慣らしていきましょう。
⑥:朝の時間帯に読む
夜に本を読もうと思っても、1日の疲れが溜まっている状態なので、どうしても眠くてなってしまう。
それなら、しっかり寝て朝に本を読むのがベストです。頭がスッキリしていて読書が捗るはずです。
朝は1日の中で頭が1番クリアなときであり、誰にも邪魔されず読書に集中できるときでもあります。
読書のために早寝早起きを習慣化すれば、健康にもよく一石二鳥ですね。
⑦:興味のある本を読む
読書に慣れるためにも、まずは興味のある本から読みましょう。
好きなこと(ゲーム・ドライブなど)をやっている時間って、すごく集中していてあっと言う間に2〜3時間過ぎていることなんてザラにありますよね。
これは読書も同じで、興味があり読みたいと思える本は集中して読めるので眠くなりません。
本の要約アプリで概要を把握する
本を購入する前に、その本が「面白いのか」を把握することで、「買って損した」という失敗を防げます。
そこで、flier(フライヤー)という本要約アプリがおすすめ。2,900冊以上のラインナップの中から、自由に要約を読むことができる。
要約は、プロのライターが書いたクオリティーの高いもので、1冊10分ほどで読めるボリュームなのでサクッと内容を把握できます。
本を購入するときの判断材料として、要約から入るのもおすすめですよ。

⑧:SNSやブログでアウトプットする
本で得た知識は、アウトプットしないと身につきません。
例えば、「月100冊読んでアウトプットしない人」と「月5冊読んでアウトプットする人」とでは、後者のほうが圧倒的に成長できます。
本で学んだ知識は、以下のようにアウトプットできます。
- 友達や家族に話す
- SNSやブログで発信する
- 仕事やプライベートで試してみる
個人的におすすめなのは、ブログで発信すること。自分の考えを発信できるだけでなく、お金も稼げる最高のツールだからですね。
ブログを始めて文章を書くようになり、思考を言語化することが楽しく知識が身についている実感があります。

まとめ:読書すると眠くなる理由&対策

今回は、読書すると眠くなる理由と対策をまとめました。
読書すると眠くなるのは、単純に疲れていたり、興味のない本を読んでいたりするパターンが多いです。
まずは体調を整えてから、興味のある本を手に取ってみてください。その際に、そして、本から得た知識は必ずアウトプットしましょうね。

