本をたくさん読んでいるけど、内容をほとんど覚えていない。どうやったら、記憶に定着するんだろう?
こんな悩みに答えます。
結論からいうと、読書をしてアウトプットしなければ知識は定着しません。
そこで本記事では、読書効果を高めるアウトプット方法について紹介していきます。
この記事を読めば、効果的なアウトプット方法がわかり、知識を定着させることができますよ。
読書したらアウトプットすべき理由3つ

読書したらアウトプットすべき理由は、以下のとおりです。
- 理解度が高まる
- 知識が定着しやすくなる
- 論理的思考力が身につく
ひとつずつ見ていきます。
理由①:理解度が高まる
アウトプットすることで、本の内容の理解度が高まります。
なぜなら、自分なりに解釈して何かしらの行動に移すことで、復習しているのと同じ効果があるからです。
たとえば、コミュニケーション本を読み、仕事やプライベートの人間関係が円滑になるよう努力する。
このように本から得た知識を使って、自分の状況に照らし合わせて必要な行動に落とし込む必要があります。
もちろん失敗することもありますが、その経験を活かして、つぎの行動につなげることができますよ。
理由②:知識が定着しやすくなる
アウトプットすることで、知識が記憶に定着しやすくなります。
簡単な話ですが、自分の名前や住所をハッキリ覚えているのは、よくアウトプット(聞く・書く)しているからです。
つまり、テスト勉強のようなもので、アウトプットの回数を増やせばどんな内容でも覚えることができます。
アウトプットすればするほど、記憶の回路が強化されていき思い出しやすくなりますよ。
理由③:論理的思考力が身につく
アウトプットすることで、論理的思考力が身につきます。
論理的思考力とは、物事を体系的に理解して道筋を立てて考えられる力のことです。
本を読むことで自分にとって必要な情報を読み取る力が鍛えられ、ロジカルな思考ができるようになります。
本をたくさん読む人ならわかると思いますが、本1冊に対して重要な内容(本質)って意外と少なかったりします。
たくさん本を読むことで話の本質がわかるようになり、読書が捗りますよ。
他の人が書いた要約を読むのもおすすめ
他の人が書いた要約を読むことで、新たな気づきを得られるのでおすすめです。
そこで、本の要約アプリflier(フライヤー)で、プロのライターが書いた高品質な要約を読んでみてください。
今話題の本や、ベストセラーとなったビジネス書を中心に2,700冊以上がラインナップされています。
また、flierなら忙しい人でもサクッと読めて、重要なポイントを抑えられるので便利ですよ。

読書効果を高めるおすすめのアウトプット方法4つ

読書効果を高めるおすすめのアウトプット方法は、以下のとおりです。
- メモをとる
- 友達や家族に話す
- SNSやブログで発信する
- とにかく実践してみる
ひとつずつ見ていきます。
その①:メモをとる
読みながらメモをとることで、その都度アウトプットすることができます。
メモする方法はいくつかあります。
- 直接書き込む
- 読書ノートをつける
- 読書アプリに書き込む
自分の読書スタイルにあったものを選んでみてください。
そして、参考になったところや、印象に残ったところをメモしておきましょう。
その②:友達や家族に話す
友人や家族に話すことは、もっとも簡単にできるアウトプット方法です。
相手に本の内容を話すとき、わかりやすく要点をまとめて話そうとするので、自然と理解度が高まります。
また、誰かに話すことを前提に読書すると、重要なポイントをがわかるようになってきます。
自分の声を聞くことで、記憶に定着しやすくなりますよ。
その③:SNSやブログで発信する
SNSやブログを使えば、アウトプットしたものを多くの人に届けられます。
たとえば、Twitterなら無料ですぐに始められるし、140文字にまとめてツイートする必要があるので要約力も鍛えられます。
また、ブログなら文字制限もなく自由に記事を書けるし、たくさんの人に読んでもらえばお金にもなります。
自分の中に落とし込んだ知識を自分の言葉に変えることで、はじめて使える知識となります。
本の内容を引用するのではなく、自分の言葉に変えてアウトプットすることが大切です。
最初は難しいかもしれませんが、そのうち慣れていきますよ。
その④:とにかく実践してみる
本を読んだら即行動、これが最強のアウトプット方法です。
読書は目的ではなく手段なので、本から得た知識でどのように疑問や悩みを解決できたかが重要になります。
たとえば、月100冊読んで行動しない人と、月5冊読んで行動する人とでは圧倒的に後者が成長できます。
もっと具体的に言うと、副業を始めようか悩んでいて情報ばかり集めている人は、いくら情報を集めても安心できず行動しません。
一方で、行動力のある人はすぐに何かしらの副業を始めて、手探りながらも行動し続けるので成功する確率が高いです。
客観的に言われたら分かることですが、いざ自分の身に置き換えた場合、アウトプット(行動)を選択できる人は少ないかと思います。
失敗しないと成功できないので、どんどんチャレンジしていきましょう。
【読書】アウトプットに関するおすすめ本

さいごに、アウトプットに関するおすすめの本を3冊紹介していきます。
知識を操る超読書術
DaiGoさんは、毎日10冊~20冊ほどの本を読んでいます。
圧倒的な読書量を可能にしているのは、スキミング(拾い読み)という読書法です。
簡単にいうと、読むべき箇所を限定して集中的に読み込むことで、効率よくインプットしています。
拾い読みは誰にでもできる技術ですが、知っておくべきコツやポイントがあります。
この本には、スキミングのノウハウや、アウトプットに関する知識が詰まっていますよ。

アウトプット大全
本書は日本で初めてアウトプットに特化した、アウトプットの決定版と言える1冊です。
著者である樺沢紫苑氏は、精神科医であり作家でもあり、超多忙ながら驚異的なペースで情報発信(アウトプット)しています。
たとえば、10年連続で年2冊以上の本を書き、メルマガを13年間毎日発行し、YouTubeを5年毎日更新するなど。
著者曰く、インプットとアウトプットの“黄金比”は3対7で、アウトプットなしに自己成長はありえないと言う。
そんな著者が80の視点からアウトプットのノウハウを解説した、人生を能動的、積極的に変えたい人におすすめの本です。
インプット方法については『インプット大全』が参考になります。
独学大全
本書は正体不明、博覧強記の読書家であり、独学の達人である読書猿が書いた「勉強法の百科事典」です。
ギリシア哲学から最新の論文まで、あらゆる「知の先人」から学んだ内容を、著者独自の視点で55の技法にまとめた1冊。
とくに独学は自分との戦い、はじめるのも、やめるのもあなた次第。やり方が合っているのかも分かりません。
学び続けることは、うまく学ぶことよりもずっと難しく、また遥かに重要。
まとめ:読書したらアウトプットを心がけよう!

今回は、読書効果を高める最強のアウトプット方法について解説しました。
個人的には、SNSやブログを使ってアウトプットしつつマネタイズするのがおすすめ。
読書でアウトプット習慣を身につければ、社会に出てからも活躍できる人材になれますよ。
本を読んだら、アウトプットするのを心がけましょう。



