人のモチベーションは信用できない。
その瞬間やる気があっても、次の日には0になっていることがザラにあるから。
なので、読書を習慣化するために「モチベーション」に頼るのはやめましょう。
この記事では、読書習慣を身につける方法を解説しているので、実践することで誰でも簡単に習慣化できますよ。
読書の習慣が身につかない理由5つ

読書の習慣が身につかない理由は、以下のとおりです。
- 忙しくて時間がない
- 全部読もうとしている
- 難しい本を読んでいる
- 集中できる環境じゃない
- 目標設定が間違っている
1つずつ見ていきましょう。
①:忙しくて時間がない
勉強・仕事が忙しくて本を読む時間がないと、当たり前ですが読書を習慣化できない。
また、時間があるとき一気に読もうと思っていても、そのときが来たら読書せず違うことを優先するでしょう。
忙しくても読書を習慣化したいのなら、スキマ時間で読書するか、読書する時間を捻出する必要があります。
ちなみに、忙しい人ほど読書しているというデータもある。たとえば、ソフトバンクの孫正義さんは読書家として有名です。
彼は、一般人よりも明らかに忙しく時間がないはず。それでも読書しているのだから、「忙しい」は言い訳にしかならないですね。
②:全部読もうとしている
本は、最初から最後まで読む必要はない。
「せっかく買ったんだから、もったいない」という気持ちもわかりますが、知りたい情報を得られればOKです。
本1冊のなかで重要な情報って意外と少なくて、全部読むと時間を無駄にするかも。必要な情報だけをピックアップして読みましょう。
③:難しい本を読んでいる
いきなり難しい本(ビジネス書など)を読むのは良くないです。
なぜなら、読書に慣れていないと読み進めるのが大変で、「読書=苦痛な作業」という印象が残ってしまうから。
そして、読書に対して苦手意識を持ってしまい、本を2度と読みたくないと思う可能性が高くなってしまいます。
なので、まずは簡単で読みやすい本から手に取りましょう。
④:集中できる環境じゃない
読書に集中力は必須なので、環境づくりも大事になってきます。
- 音楽を流している
- テレビがついている
- スマホの通知音が聞こえる
このような環境で読書しても集中力を保てないので、読書に没頭できないでしょう。
読書するなら、静かな部屋で誰にも邪魔されない環境がベストです。スマホの通知もオフにしておきましょうね。

⑤:目標設定が間違っている
目標設定を間違えると、読書を習慣化できないでしょう。
たとえば、「1週間で5冊読む、1日100ページ読む」など、普段本を読まない人がクリアするのは難しすぎますよね。
そのため、本を読むペースやページ数などは徐々に増やしていくのがおすすめ。普段運動しない人がフルマラソンを完走するのは不可能ですが、1キロずつ増やしていけば達成できる。
これは、読書も全く同じです。練習を重ねることで、読むスピードが早くなり、読める量(ページ数)も増えていきますよ。
読書の習慣を身につける方法7つ

読書の習慣を身につける方法は、以下のとおりです。
- 本を聴く
- 小さく始める
- 常に本を持ち歩く
- 時間を決めて読む
- アウトプットする
- 読みやすい本を選ぶ
- スキマ時間を活用する
1つずつ見ていきます。
①:本を聴く
活字を読むのが苦手な人もいるかと思います。
そんな人には、聴く読書と言われるオーディオブックがおすすめ。
オーディオブックとは、プロのナレーターや声優が朗読した本をアプリで聴けるサービスです。
音楽・ラジオ感覚で聴けるため読書のハードルが下がるし、家事をしながら筋トレをしながらのように”ながら聴き”できるのが特徴です。
Audibleで本を聴くようになってから、読書量が2倍になりました。再生速度2倍で聴くと、読書がはかどりますよ。
②:小さく始める
まずは小さく始めましょう。
たとえば、「1日5ページだけ読む、1日5分だけ読む」など、小さく始めて徐々に増やしていくのがベストです。
小さな目標をクリアすることで達成感を得られるし、毎日続けることで30分〜1時間の読書も平気になるはず。
いきなり大きな目標を立てると挫折する可能性が高いので、ゆっくりと体を慣らしていきましょう。
③:常に本を持ち歩く
常に本を持ち歩くことで、いつでもどこでも気が向いたときに読書できます。
カバンの中に文庫本を1冊入れておいたり、電子書籍アプリを入れておくと、スキマ時間でも読書できますよね。
このスキマ時間が意外と重要で、常にスマホを見ている現代人にとって、すぐ読書できる環境を整えておくことが習慣化の近道です。
個人的には、電子書籍アプリをスマホに入れておくのがおすすめ。暇だとスマホを触る人が多いと思うので、すぐ読書できるから。
AmazonのKindle Unlimitedというサービスなら、月額980円で200万冊以上が読み放題。しかも初月無料なので、お試しで使ってみるのに最適ですよ。

④:時間を決めて読む
時間を決めて本を読むことで、読書を習慣化させやすいです。
たとえば、「いつもより30分早く起きて読書する、寝る1時間前に読書する」など、ルーティン化するのが良いでしょう。
ご飯を食べたら歯を磨くように、生活サイクルの一部に読書を組み込むことで、本を自然と読むようになります。
⑤:アウトプットする
読書とアウトプットをセットにすると、読書効果を高めることができるし継続しやすいです。
- 実践してみる
- 友人・家族に話す
- SNS・ブログで発信する
読書で得た知識をアウトプットすることで、知識が定着して理解度が高まります。
また、本の内容をわかりやすく伝えようとするので論理的思考力も身につきますよ。
ただ読書(インプット)するだけでは意味がなく、自分なりにアウトプットすることが重要です。

⑥:読みやすい本を選ぶ
興味があり、なおかつ簡単に読める本を選びましょう。
興味のある内容だと、集中できスラスラ読めますよね。
たとえば、小説やビジネス書などのマンガ版がおすすめです。他にも、レビューを見て評価の高い本を選べばハズレが少ないですよ。

⑦:スキマ時間を活用する
1日のちょっとしたスキマ時間を活用して、読書してみましょう。
たとえば、お昼休憩や通学・通勤中などは時間を持て余していることが多いと思います。
プロのライターが書いたクオリティーの高い要約を1冊10分で読むことができ、要約を読んで面白かったら本を購入しています。
あらかじめ本の要点を把握できるので、「ハズレ本を買って損した」という失敗を防げるし時短にもなるのでオススメです。

まとめ:読書を習慣化して人生を豊かにしよう

今回は、読書習慣を身につける方法を解説しました。
普段本を読まない人が、いきなり読書習慣を身につけるのは大変ですが、まずは小さく始めてみてください。
1日10分だけでも本を読んだり、好みの作家が見つかったりすると、読書が楽しくなっていきますよ。
読書習慣を身につけて、人生を豊かにしていきましょう。

