「読書を習慣化したいけど、なかなか続かない」という人は多いと思います。
そもそも読書に限らず習慣化するのは大変で、どんなことでも継続する必要がありますよね。
本を読むのが好きな人は難なく習慣化できると思いますが、本を読んでこなかった読書初心者は大変だと思います。
そこで本記事では、誰でも簡単に読書習慣が身につく8つの方法とコツを解説していきます。
3日坊主とはおさらばして、楽しい読書ライフを送っていきましょう。
読書習慣を身につけるメリットとは?

なんとなく読書を習慣化したいと考えている人が多く、読書の魅力(メリット)をちゃんと理解している人が少ない。
読書することで得られるメリットは、以下のとおりです。
- 視野が広がる
- 教養が身につく
- 語彙力が上がる
- ストレス解消になる
- 集中力がアップする
- 想像力が鍛えられる
- 脳のアンチエイジング
ザックリとですが読書には上記のようなメリットがあり、本を読むことで確実に人生が豊かになります。
また、読書することで得られるメリットを理解しておけば、より習慣化しやすくなりますよ。

読書習慣が身につかない理由5つ

読書習慣が身につかない理由は、以下のとおりです。
- 活字を読むのが苦手
- 忙しくて時間がない
- 全部読もうとしている
- 難しい本を読んでいる
- 集中できる環境じゃない
ひとつずつ見ていきます。
①:活字を読むのが苦手
そもそも活字を読むのが苦手な人も多いと思います。
と言うのも、スマホを持つ年齢がどんどん下がっていて、SNSなどでの短い文章のやりとりに慣れているからです。
また、ネットへ簡単にアクセスして情報を取得できるので、わざわざ分厚い本を読もうと思わない。
②:忙しくて時間がない
勉強や仕事が忙しくて本を読む時間がないと、読書習慣も身につきません。
また、時間があるとき一気に読もうと思っていても、気づいたら10冊ほど積読しているなんてこともザラにあります。
忙しい人が読書習慣を身につけるためには、スキマ時間で効率よく読書するか、無理やり読書時間を確保する必要があります。
ちなみに、忙しい人ほど読書しているというデータもあります。たとえば、ソフトバンクの孫正義氏や、マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏など。
年収が上げるほど読書する人が増え、上手に時間を使って読書しているので、「忙しい」は言い訳にしかなりませんよ。
③:全部読もうとしている
読書初心者さんほど、本1冊を隅から隅まで読もうとしがちです。
せっかく買ったんだから、読まなきゃもったいないと感じるかもしれませんが、全部読む必要はありません。
というのも、本1冊のなかで本当に重要な内容は少ないし、今のあたなにとって必要な情報はもっと少ないからです。
もちろん、小説なら一字一句しっかりと読む必要がありますが、それ以外なら自分の知りたい場所だけ読めばOKですよ。
④:難しい本を読んでいる
いきなり、難しい本(歴史書やビジネス書など)を読むのはおすすめできません。
なぜなら、本を読むのに慣れていないと読み進めるのが大変で、「読書=苦痛な作業」という印象が残ってしまうからです。
そして、読書に対して苦手意識を持ってしまい、本を2度と読みたくないと思う可能性が高いからです。
まずは、簡単で読みやすい本から手に取りましょう。
⑤:集中できる環境じゃない
読書に集中するためには、環境づくりも大事です。
- 音楽を流している
- テレビがついている
- スマホの通知音が聞こえる
こういった状況では、読書に集中することはできませんよ。
1度集中状態を邪魔されるとストレスに感じて、また集中して物事(読書)を取り組むのが難しくなります。
読書するなら、静かな部屋で誰にも邪魔されない環境がベスト。携帯の通知もOFFにすることで読書に没頭できます。

読書習慣を身につける方法8つ

読書習慣を身につける方法は、以下のとおりです。
- 本を聴く
- 小さく始める
- 全部読まない
- 常に本を持ち歩く
- 時間を決めて読む
- アウトプットする
- 読みやすい本を選ぶ
- スキマ時間を活用する
ひとつずつ見ていきます。
①:本を聴く
活字を読むのが苦手な人には、オーディオブックがおすすめです。
オーディオブックとは、プロのナレーターや声優が朗読した本をアプリで聴けるサービスです。
オーディオブック最大のメリットは、作業しながらでも聴ける”ながら聴き”にあります。
たとえば、「家事をしながら、筋トレ・ジョギングをしながら」など、耳さえ空いていればOK。
本を読むのが苦手な人でも、音楽やラジオを聴くように読書を楽しめますよ。
今なら30日間の無料体験ができるので、ぜひ試してみてください。
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②:小さく始める
「週に5冊読む、1ヶ月で10冊読む」など、大きな目標を立てるのはNGです。
まずは、小さな目標を立ててクリアすることで、読書を習慣化させることができます。
- 1日5分だけ読書する
- 1日10ページだけ読む
上記のような目標なら、どんなに忙しくても続けることができると思います。
毎日続けることで、「気づいたら30分読書していた、50ページも読んでいたい」など、成長を実感できるはず。
小さく始めることが、読書を習慣化する第一歩になりますよ。
③:全部読まない
本は最初から最後まで読む必要はありません。
面白くないと感じたら途中でやめてもいいし、拾い読み(スキミング)するのもアリです。
拾い読みとは、目次などを見て自分に必要な章や段落をピックアップして、そこだけを読む読書スタイルです。
あらかじめ読む場所を決めるので、1冊30分〜1時間ほどで読めちゃいます。
また、面白くない本は「今は必要じゃない」と気楽に考え、つぎの本に進みましょう。
④:常に本を持ち歩く
本を常に持ち歩くことで、いつでもどこでも気が向いたときに読書できます。
カバンの中に文庫本を1冊入れておいたり、電子書籍アプリを入れたりすれば、ちょっとした時間でも読書できますよね。
このちょっとした時間が重要で、常にスマホを見ている現代人にとって、すぐ読める環境を整えておくことで習慣化できます。
電子書籍なら Kindle Unlimited読書する時間が増えれば、必然的に「読書しよう」という気持ちが湧いてきますよ。

⑤:時間を決めて読む
時間を決めて本を読むことで、読書を習慣化させやすくなります。
たとえば、「いつもより30分早く起きて読書する、寝る1時間前から布団で読書する」など、ルーティン化するのがおすすめ。
ご飯を食べたら歯を磨くように、生活の一部に読書を取り入れることで、自然と本を読むようになります。
⑥:アウトプットする
読書とアウトプットをセットにすると、読書効果を高めることができるし継続しやすいです。
- 実践してみる
- 友人や家族に話す
- SNSやブログで発信する
読書で得た知識をアウトプットすることで、知識が定着して理解度が高まります。
また、本の内容をわかりやすく伝えようとするので論理的思考力も身につきますよ。
ただ読書(インプット)するだけでは意味がなく、自分なりにアウトプットすることが重要です。

⑦:読みやすい本を選ぶ
興味があり、なおかつ簡単に読み切れる本を選びましょう。
たとえば、小説やビジネス書などのマンガ版がおすすめです。
他にも、レビューを見て評価の高い本を選べばハズレが少ないですよ。
興味のある内容だと、集中してスラスラ読むことができますよね。

⑧:スキマ時間を活用する
1日のちょっとしたスキマ時間を活用して、読書してみましょう。
たとえば、お昼休憩や通学・通勤中などは時間を持て余していることが多いと思います。
10分程度の短い時間だと、逆に集中できたりしますよ。僕はプロのライターが書いたクオリティーの高い要約を1冊10分で読むことができ、要約を読んで面白かったら本を購入しています。
あらかじめ本の要点を把握できるので、「ハズレ本を買って損した」という失敗を防げるし時短にもなるので愛用しています。

まとめ:読書を習慣化して人生を豊かにしよう

今回は、読書習慣を身につける8つの方法とコツを紹介しました。
本をあまり読まない人が、いきなり読書習慣を身につけるのは大変ですが、まずは小さく始めてみてください。
1日10分だけでも本を読んだり、好みの作家が見つかったりすると、読書が楽しくなっていきますよ。
読書習慣を身につけて、人生を豊かにしていきましょう。




