本記事では、会社(仕事)を辞めたくなったときに読みたい本を10冊紹介します。
「会社に行きたくない、仕事がつまらなくて毎日がパッとしない」、こんな悩みを抱えている社会人は多いはず。
そして、今の仕事がつまらなくて辞めたいけど、すぐに退職する勇気もないし、次にやりたい仕事があるわけでもない。
このような負のループに陥って、現状維持(行動しない)を続けていると、副業や転職活動などをすること自体がめんどくさくなっていきます。
人生は1度きりなので、嫌なことをしないで生きていくために行動すべき。そして、自分が納得する働き方(バイトや非正社員)で、楽しく生きている人は沢山います。
本を通して、さまざまな人の価値観に触れることで、仕事を辞める勇気が湧いてきますよ。
会社(仕事)を辞めたくなったときに読みたい本10選

さっそく、会社を辞めたくなったときに読みたい本を10冊紹介していきます。
1%の努力
「99%の努力と1%のひらめき」というのは、発明家エジソンの有名な言葉です。
この言葉の真意は、「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」ですが、多くの人は間違って認識しています。
本書では、頑張りどころがわかっていれば、すべてを頑張る必要はないというメッセージが込められています。
例えば、テスト用紙が配られたら上から順番に解くのではなく、全体を眺めてできそうなところから解く。
このように、1歩引いて頑張りどころを見つけるような「努力しないための努力」(=1%の努力)の仕方がわかる1冊です。
LIFE SHIFT
「人生100年時代をどう生き抜くのか」をテーマに、自分らしい人生の歩き方を考えさせられる1冊です。
これまでの「教育・仕事・引退」という人生モデルは崩壊して、これからはマルチステージへと移行していきます。
マルチステージを生き抜くためには、無形資産(生産性・活力・変身)が鍵となります。
ロールモデルがなく正解もない時代だからこそ、本書が参考になりますよ。
漫画版もおすすめ!
反応しない練習
仕事やプライベートで、誰かの何気ない言葉に反応して「怒り・不安・不満」などを感じることが多いと思います。
すべての「苦しみ」は、自分が「反応する」ことから始まり、それを理解することで悩みを解決する第一歩が踏み出せます。
本書ではブッダの教えをもとに「ムダな反応をしない」ことで、それらのマイナスな感情を抑えることができると説いている。
どうすれば人生に安らぎや満足、幸福をもたらすことができるかを論理的に解説した1冊です。
チーズはどこへ消えた?
チーズとは、わたしたちが人生で求めているもの(仕事・家族・財産・健康・恋愛など)を表しています。
社会や世界情勢はどんどん変化していて、わたしたちはそれらに対応して変化し続けていく必要があります。
ですが、ヒトは変化を嫌う生き物で新しい一歩を踏み出すのが難しい。そんな、わたしたちの背中を押してくれる1冊です。
生きていく上で変化はつきもの。「恐れず新しい一歩を踏み出したい」そんな人におすすめです。
漫画版もおすすめ!
こんな僕でも社長になれた
貧乏、登校拒否、ひきこもり、両親の離婚、月収6万円で新聞配達、そんな著者(家入一真)でも社長になれた。
サービス開始以来50万人が利用した、No.1レンタルサーバー「ロリポップ!レンタルサーバー」を世に送り出した、家入一真さんの半生を余すところなく描いています。
自宅の押入れを改造した部屋にひきこもり続けていた少年が、どうやって年商13億円のIT企業の社長になれたのか。
人生の壁にぶつかり悩むすべての人に、勇気と感動を与える、そして前に進むためのちょっとしたヒントを得られる1冊です。
置かれた場所で咲きなさい
「人生を見つめ直したい」、そんな人におすすめの1冊です。
置かれたところが今のあなたの居場所であり、そこで輝くために何をするべきなのか。どうしても咲けないなら、根を下へ下へと降ろしましょう。
誰かのせいにするのではなく、自分から環境をよくするために積極的に努力する。つまり、置かれた場所で咲く。
山あり谷あり思い通りにならないのが人生、試練を乗り越えることで人は強くなります。
人生の価値観を改めて考えさせられますよ。
ちょっと今から仕事やめてくる
ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。
同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。
なぜ赤の他人をここまで気にかけてくれるのか?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で鬱になり自殺した男のニュースだった。
スカっとできて最後は泣ける「すべての働く人たちに贈る、人生応援ストーリー」となっています。
好きなことしか本気になれない。
「人生100年時代」「AIに仕事を奪われる」などと騒々しいなかで、どこに自分の居場所を見つけるか。どこに就職し、どう働き、どこに転職するか。
そんな現代において大切なことは、80歳まで働ける力を身につけること。そのためには、新たなスキルを獲得し続け、正解がなくても意思決定を積み重ねるしかありません。
正解がなくても、セルフリーダーシップを発揮する過程が「自分のストーリー」になっていく。
人生100年時代におけるキャリアや生き方を考える上での必読書。「目の前のことに精一杯に取り組み、自分のストーリーを歩み出そう」と背中を強く押してくれる1冊です。
年収90万円で東京ハッピーライフ
「好きなことで生きるのではなく、イヤなことで死なない」というのが本書のテーマです。
著者は、イヤなことをしないために仕事や衣食住、人間関係などを徹底的に省いたライフスタイルを貫いています。
多くの人が、当たり前のように週5で働き、車やマイホームのローン返済のため毎日残業するなど、ストレスを抱えながら頑張っています。
これが普通の生活ですが、著者はその「普通」に疑問を持ち、社会に勝手に決められた普通の生活を強いられていることに嫌気が差し、自分にとって幸せな生き方を追求しています。
自分にとって幸せな生き方を追求することで、仕事や人間関係に縛られず、自分らしい生き方が見つかりますよ。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
朝起きたら「今日もやりたいことをやるぞ」とワクワクして、寝る前には「やりきった」と充実感を持って寝る。
そのためには、人間性を変える必要はなくエネルギーを向ける先(やりたいこと)を見つけるだけでOKです。
やりたいことを見つければ、成長し続ける無限ループ(好循環)に入ることができるため、「やりたいこと」を見つけるという作業が重要になってきます。
なんとなく難しそうに聞こえますが、数学の問題を解くのと同じように誰でも段階を踏んで見つけることができますよ。
会社を辞めたい人がやるべき行動3つ

会社を辞めたい人がやるべき行動は、以下のとおりです。
- 副業を始める
- 転職活動をする
- 田舎に引っ越す
1つずつ解説していきますね。
①:副業を始める
「今すぐ会社を辞めたいけどお金が心配」という人は、副業を始めてみましょう。
なぜなら、副業で月5~10万円稼げるようになったら精神的に楽になるし、さらに給料と同じくらい稼げるようになったら独立することも可能だから。
たとえば、「ブログ・せどり・YouTube・Webライター・プログラミング」といった副業があり、どの副業もパソコン1台あれば始めることができます。
個人的には「ブログ」がおすすめ。低コストで始めることができ、初心者でも月100万円を目指せる副業だからです。

②:転職活動をする
「どんな仕事がしたいのか分からない」という人は、転職エージェントに登録してプロに相談してみましょう。
転職エージェントへの登録&相談は無料ですることができ、初めて転職活動をする人にも親身になってサポートしてくれます。
また、転職市場での自分の価値を知りたい人にもおすすめ。どんな企業や業界に転職できそうなのか分かれば安心できますよね。
「いつでも辞められる」という気持ちの余裕があると、今の会社での仕事にもプラスかと思います。
転職エージェントなら業界最大手の「リクルートエージェント」に登録しておけばOK。
③:田舎に引っ越す
「仕事よりもプライベートのほうが大事」という人は、田舎に引っ越すなど生活費を下げましょう。
仕事よりも好きなこと(趣味)を優先させたい人は、生活費(固定費)を下げることで、人生の充実度が確実に上がります。
たとえば、固定費(家賃・携帯代・光熱費)を見直したり、無駄なモノを買わないようにすることで、生活費は簡単に下げれます。

生活水準を下げると当たり前ですが出費が減るので、お金の悩みがグッと減りますよ。
今すぐ会社を辞めたいけど、1歩が踏み出せない人へ

今すぐ会社を辞めたいけど、「退職したい」という気持ちを伝えられない人も多いと思います。
たとえば、入社して数ヶ月しか経っていなかったり、上司に何か言われるのではないかと不安に思ったり。
そんな人におすすめなのが、「辞めるんです。あなたの代わりに退職の意向を会社に伝えて、面倒な退職手続きを行ってくれます。
嫌な上司や同僚の顔を見ることなく、スムーズに辞められるので安心ですね。
スッキリした気持ちで、新しい仕事を始めましょう。
まとめ:会社を辞めたいなら、まずは本を読んで行動しよう

今回は、会社を辞めたい人におすすめの本を10冊紹介しました。
会社をすぐに辞めるのではなく、本を読んで様々な人の価値観などに触れ、自分の目指すべき方向性を定めましょう。
「プライベートのほうが大事、仕事にはやりがいが欲しい」など、生きていく上での指針みたいなものは、人それぞれ違うので自分に合った形をとるのがベストです。
たとえば、「副業で月5~10万円稼げるようになったら満足なのか、独立して1人で仕事をしていきたいのか」など、そのためにも本を読んだら行動してみてくださいね。
人生は1度きり、嫌なことをせずに楽しく生きる道を模索するほうがきっと後悔しないはずですよ。



