結論、読書はストレスを68％も解消することが分かっていて、さらに小説を読むのが好ましい。
普段から本を読む人なら、なんとなく読書がストレス発散になることを肌感で分かっているはず。
ですが、ほとんどの人は本を読まないので、「読書は疲れるし時間の無駄」というイメージを持っている。
そこで本記事では、読書がストレス解消に効果的な理由や、おすすめの読書法も合わせて紹介します。
日頃からストレスが溜まっていてリフレッシュしたいという人には、読書が超オススメですよ。
読書はストレスを68％も解消＆軽減できる
読書はストレス解消に効果的であると実証する、論文を簡単に紹介します。
たった6分の読書で、ストレスが68％も解消される
イギリスのサセックス大学の研究では、読書でストレスが68％も解消されることが分かっています。
さらに、読書以外の方法でもストレス軽減効果を調べた結果は、以下のとおり。
- ゲーム：21％
- 散歩：42％
- コーヒー：54％
- 音楽鑑賞：61％
これらと比べても、読書には非常に高いストレス解消効果があると判明したわけです。
また、誰にも邪魔されず読書に没頭できる静かな環境なら、たった6分の読書で60％以上もストレスが解消される。
つまり、どれだけ本の世界に没頭できるかが重要で、周りが騒がしかったり、スマホの通知音が聞こえたりする環境は良くないということです。
なるべく30分以上読書をするのがベスト
アメリカのミネソタ大学の研究では、「1日30分以上、読書をする」が推奨されています。
なぜなら、読書のストレス解消効果が発揮されるのは、本の世界に没頭しているときだからです。
読書に慣れていない人は、すぐに没頭状態に入るのが難しいと思うので、できれば30分以上読書するのがベスト。
読書がストレス解消に効果的な理由2つ
続いて、読書がストレス解消に効果的な理由を説明します。
①：読書は現実を忘れて没頭できるツール
わたしたちが生きている現代は、ストレス社会だと言われています。
なぜなら、経済的にも技術的にも大きく発展して、便利で暮らしやすい生活が実現している一方で、競争社会や管理社会のなかで常にストレスと隣り合わせだから。
例えば、スマホの発達によって、いつでもどこでもネットに接続して受動的な娯楽を楽しめるが、心を休められる時間は確実に減っている。
わたしたちの可処分時間は、無意識のうちにSNSやYouTubeなどに奪われていて、本当の意味でリラックスするには電子機器から離れる必要があります。
電子機器はストレスを解消してくれない
ストレスから解放されたいなら、電子機器と距離を置く必要がある。最近だと「デジタルデトックス」なんて呼ばれたりもしています。
スマホやテレビなどの電子機器からはブルーライトが出ていて、人の神経を興奮させる作用があるので、ストレス解消とは真逆の効果なんですよね。
休みの日に、ぼーっとテレビやYouTubeを見たり、SNSを見たりして、ストレス発散になったという人は少ないはず。
僕の場合、さらに「1日を無駄にしてしまった」という精神的なダメージも加わり、いいこと無しといった感じですね。
②：読書は究極のシングルタスク
わたしたちは仕事や家事に追われたり、スマホを手放せなかったりと、常に何かをしている状態が当たり前になっている。
毎日忙しすぎて時間がないため、ついつい効率を求めて「○○しながら、△△する」といったマルチタスクが癖になっている状態です。
そのため、「何か作業をしていて、いきなりLINEの通知が来て中断する」みたいに、知らないうちに脳に負荷がかかっているんですよね。
せっかく本の世界に没頭して現実を忘れているのに、LINEの通知なんかで意識を持っていかれるのは、読書効果が半減されるので良くない。
なので、読書をするときは「スマホの通知をOFFにして読書に没頭する」これに限ります。
読書は、もっともシンプルで究極のシングルタスクですよ。
ストレス解消効果を高めるおすすめの読書法3つ
さいごに、ストレス解消効果を高めるおすすめの読書法を3つ紹介します。
①：小説、興味のある本を読む
ストレス解消を目的とするなら、小説や興味のある本を読むのがおすすめです。
興味がなく難しい本などは、本の世界に没頭しにくく、逆にストレスになる可能性がある。
「興味が湧いて読んでみたい」という気持ちを大事にして、没頭できる本を選びましょう。
ちなみに、Kindle Unlimited
なら、200万冊以上の小説や雑誌などが読み放題なので、必ず読みたい本が見つかりますよ。 
②：本を読む時間帯は、寝る前がおすすめ
本を読む時間帯は、寝る前がベスト。あとは寝るだけなので、読書に没頭できるから。
また、読書したことによってリラックス効果が高まるので、快眠することができ翌朝スッキリ目覚められます。
寝る前に、スマホをいじって睡眠不足な人にもおすすめですよ。
寝る前にスマホを触るのはNG
寝る前に、スマホで電子書籍を読むのはNGです。
なぜなら、スマホから出ているブルーライトのせいで睡眠の質が落ち、翌日の仕事や学校に悪影響だから。
どうしてもスマホで本を読みたい人には、Kindle PaperWhiteがおすすめ。
ブルーライトがほぼ出ないので、寝る前でも安心して使えますよ。
③：本を読むのが苦手な人は聴く読書がおすすめ
本を読むのが苦手な人には、「聴く読書」と言われるオーディオブックがおすすめ。
オーディオブックとは、プロのナレーターや声優が朗読した本をアプリで聴けるサービスです。
そんなオーディオブック最大のメリットは、作業しながらでも読書ができる”ながら聴き”にあります。
例えば、筋トレしながら聴いたり、家事をしながら聴いたりすることができる。
読書が苦手な人でも、音楽やラジオを聴く感覚で本を楽しめますよ。
本の要約アプリ「flier（フライヤー）」もおすすめ
flier（フライヤー）とは、ビジネス書などの要約を1冊10分で読める時短読書サービスです。プロのライターが書いたクオリティの高い要約を、たった10分で読めるためコスパが高い。
上記でも説明したように、たった6分の読書でもストレス解消効果があるため、毎日１冊分の要約を読むだけでOKですよ。
初めてflierを利用する人は、7日間無料で使えるので、ぜひ試してみてください。
まとめ：読書でストレス解消してリフレッシュしよう！
今回は、読書がストレス解消に効果的な理由や、おすすめの読書法を紹介しました。
わたしたちは、毎日仕事やプライベートで多くのストレスを抱えながら生活しています。
ストレスが原因でイライラして、やる気が起きなくなり、やるべきことに集中できないのはもったいない。
読書は誰でも気軽に始められる「最強のストレス解消法」なので、普段読書しない人にも読書をオススメします。
1日10分でもいいので、まずは本を読む習慣をつけましょう。
