「読書を始めてみたものの、どうしても1冊読み切るまで続かない」という人は多いでしょう。
その理由としては「忙しくて読書する時間がない、そもそも本を面白いと思えない」など、人それぞれ事情は違うはず。
そこで本記事では、読書が続かない理由とその対処法を紹介します。読書は、誰でも何歳からでも習慣化できますよ。
読書が続かない理由6つ

読書が続かない理由は、以下のとおりです。
- 集中できない環境だから
- 本を読む目的がないから
- 難しい本を読んでいるから
- すべて読もうとしているから
- 面白くない本を読んでいるから
- 読書に期待しすぎているのかも
1つずつ紹介していきますね。
①:集中できない環境だから
「テレビがついている、スマホの通知音が聞こえる」といった環境では、集中力を保てません。
多くの読書家は、自分にとって快適な読書環境を整えていて、人それぞれ集中しやすい環境は違ってきます。
僕の場合、観葉植物とノイズキャンセリングイヤホンの2つを用意して、リラックスしながら読書している。
ぜひ、自分に合った環境作りから始めてみてください。

②:本を読む目的がないから
本を読む目的がないと、読書は長続きしません。
というのも、なんとなく読書している状態(受動的)なので、読書に対するモチベが上がらないから。
例えば、A大学に入るために勉強を頑張る、全国大会に行くためにサッカーを頑張るなど、どんなことをするにも何かしらの目的があるはずです。
これは読書も同じで、仕事やプライベートで役立つ知識を身につけたい、好きな作家さんの小説を楽しみたいなど、目的があれば続けられるでしょう。
どんなことでもいいので目的をはっきりさせれば、モチベーションが下がらずに読書を継続できますよ。
③:難しい本を読んでいるから
読書に慣れていない人ほど難しい本を選びがちですが、それだと絶対に続きません。
なぜなら、内容を理解できない難しい本は、いくら読んでも意味が分からず頭に入ってこないから。
もし、難しいと感じたらすぐに読むのをやめて、あなたのレベルに合ったやさしい本に切り替えましょう。
例えば、下記のような本がおすすめです。
原作がマンガ化された作品で、人生について深く考えさせられる良書です。
また、小説が好きな人は、短編小説なんかがサクッと読めておすすめです。
毎日1編ずつ読めば、じっくり小説の世界観を楽しめますよ。
④:すべて読もうとしているから
いつも読書しない人ほど、本を最初から最後まで読もうとしがちです。
せっかく買ったんだから、しっかり読み切らないともったいないという気持ちもわかります。
ですが、本1冊の中で本当に重要な内容って意外と少なかったりする。およそ全体の10〜20%くらい。
つまり、1~2つほどタメになる情報が載っていればOKくらいの軽い心持ちだと、気軽に読めると思います。
⑤:面白くない本を読んでいるから
「面白くない、つまらない」と感じた本は、すぐに読むのをやめましょう。
面白くない本を頑張って読み続けても楽しめるはずもなく、ただただ苦痛な作業になってしまいます。
そこで、多くの人がオススメしている本やベストセラーを中心に読んでいけば、1冊くらい面白い本に出会えるはず。
もちろん、人それぞれ面白いと感じる本は違いますが、「多くの人がオススメしている=面白い確率が高い」といった感じ。
まずは、評価の高い本やベストセラーを中心に読み漁ってみて、面白いと思えるジャンルを見つけましょう。
さまざまなジャンルの本を読むことで、自分が面白いと感じる本の傾向がわかりますよ。
⑥:読書に期待しすぎているのかも
読書をしたら「頭が良くなる」など、何かしらの効果を期待しすぎているのかもしれません。
実際は、読書すること自体に意味はなく、本から学んだことを実践して何かしらプラスになればOKです。
例えば「100冊読んで全く行動しない人」と「10冊読んで行動する人」では、後者のほうが圧倒的に成長できる。
インプットしたものをアウトプットすることで、血肉となります。しっかりアウトプットさえすれば、少ない読書量でも大きな効果を得られますよ。
おすすめのアウトプット方法は、以下のとおりです。
- 実践してみる
- 友人や家族に話す
- SNSやブログで発信する
特におすすめなのがブログで発信すること。自由に考えを表現できるツールでありお金も稼げるから。
僕は、ブログに出会ってから圧倒的にアウトプット量が増えて、より深く知識を吸収できている実感があります。
ぜひ、あなたもブログで好きなことを発信してみてください。

読書が続かないときの対処法5つ

読書が続かないときの対処法は、以下のとおりです。
- 拾い読みをする
- ルーティン化する
- 小さく始めてみる
- 複数の本を手元に置いておく
- マンガ化された本を試してみる
それぞれ順番に紹介していきます。
①:拾い読みをする
拾い読みとは、自分に必要な場所だけを読む読書法です。
あらかじめ本を読む目的を決めてから、その本の目次を見て読むべき章や段落をピックアップしていきます。
そしたら、ピックアップした場所だけを読み、他の場所はすっ飛ばしてOK。この方法なら、30分~1時間もあれば1冊読める。
あなたにとって必要な情報なので、集中力が切れることなく読み切れますよ。
②:ルーティン化する
「本を読む」という行為を生活の一部に組み込むことで、読書を習慣化できます。
例えば「いつもより30分早く起きて本を読む、寝る前の1時間はYouTubeではなく読書に充てる」など。
このように読書をルーティン化することで、食事をしたら歯を磨くように、自然と本を開くようになります。
誰にでも生活リズムの中に読書を組み込めるスキマはあると思うので、探して取り入れてみてください。
③:小さく始めてみる
「1日10ページ読む、1日10分だけ読む」など、小さく始めると長続きしやすい。
普段読書しない人が、いきなり1時間読もうと思っても途中で集中力が切れるはず。なので、徐々に時間やページ数を増やすのがベストです。
そして、小さく区切ることによって読書のハードルがグッと下がるので、無理なく本を読み進められるでしょう。
読書しようと思っても、なかなか本を開くまでに時間がかかってしまう人は、最初は1ページだけでもいいので読んでみてください。
1ページ読めば、2ページ、3ページと手が進んでいくはずです。意外かもしれませんが、読み始めてみると集中できたり楽しくなったりするものですよ。
④:複数の本を手元に置いておく
複数の本を同時に読むことで、最後まで飽きずに読み切ることができます。
僕の場合、常に2~3冊ほど手元に置いていて、読みたい本から読んでいきます。
また、その日の気分に合わせて、小説やビジネス書などをチョイスしている。もし、途中で飽きたら違う本を読めばいいだけです。
1冊読み終わった頃に、また読みたくなっていれば読めばいいし、そのまま次の本へ行ってもOKです。
並列読書することで、読書がはかどるし、何よりも良書との出会いが増えますよ。
⑤:マンガ化された本を試してみる
どうしてもお堅い文章が苦手という人は、ビジネス書や自己啓発本のマンガ版がおすすめです。
マンガなので、イラストを基本に要点がまとまった分かりやすい内容で、サクッと読めるのが特徴です。
活字に抵抗があるという人は、マンガ版から慣らしてみるのも良いかもしれませんよ。

読書が続かない人におすすめのサービス3つ

さいごに、読書が続かない人におすすめのサービスを3つ紹介します。
- flier
- Audible
- Kindle Unlimited
たくさん本を読んでいる人は、これらのサービスなども使ってスキマ時間に効率よく読書していますよ。
①:flier

プロのライターが書いたクオリティの高い要約を、たった10分で読めるためコスパが高い。
また、忙しい人でもサクッと読めて、重要なポイントを抑えられるので便利です。
flierでは、7日間の無料キャンペーンを実施中なのでチェックしてみてください。

②:Audible

プロのナレーターや声優が朗読した本をアプリで聴けて、音楽を聴くように読書を楽しめます。
そんなAudible最大のメリットは、作業しながらでも読書ができる”ながら聴き”にあります。
忙しい人でも、移動中や休憩中などのスキマ時間にインプットできますよ。
Audibleでは、30日間の無料キャンペーンを実施中なのでチェックしてみてください。

③:Kindle Unlimited

月額980円で200万冊以上が読み放題になる、読書好きにはたまらないサービス。
1度にたくさんの本を持ち運ぶことができ、いつでもどこでも読書できるので便利です。
また、小説やビジネス書だけでなく、雑誌や漫画など幅広いジャンルが揃っているので暇つぶしにも最適ですよ。
Kindle Unlimitedでは、30日間の無料キャンペーンを実施中なのでチェックしてみてください。

まとめ:読書が続かない人でも習慣化できる!

今回は、読書が続かない6つの理由と対処法をまとめました。
読書が続かない人でも、1日10分だけ本を読んだり、本の要約や聴く読書など便利なサービスを使ったりすれば習慣化できます。
個人的には、また、複数の本を同時に読み進めることで、飽きずに本を最後まで読めます。
良書との出会いは、人生や価値観を大きく変えてくれますよ。


