20代のうちに読んでおくべき本があったら知りたい。今まで読書をしてこなかったから、何を読めばいいか分からない。
こんな悩みに答えます。
20代のうちに本をたくさん読むことで、価値観が変わり人生を変えれくれるきっかけになることもあります。
また、仕事やプライベートで問題に直面したとき、それを乗り越えるためのヒントとなることもあります。
他にも本を読むことで、視野が広がり人生でよりよい選択ができるようになります。
知っているのと知らないのではかなり大きな違いで、知らないと損をしてしまうこともあります。
本記事では、20代のうちに読むべきおすすめの本を厳選して紹介します。
この記事を読めば、今まで読書をしてこなかった人でも、良書と出会い自己成長することができますよ。
20代のうちに本を読むべき理由3つ

さいしょに、20代のうちに本を読むべき理由について紹介していきます。
理由①:視野が広がる
本をたくさん読むことで、自分とは違う価値観に触れ視野が広がります。
そして別の視点から物事を考えられるようになり、柔軟な思考ができるようになります。
どんな問題に直面しても、さまざまな角度から物事を俯瞰できる力は重要です。
もし1つの視点からしか物事を考えられないと、その問題に固執して時間や労力を無駄にしてしまいます。
視野を広げるためのポイントは、普段読まないようなジャンルを積極的に読むことです。
「知っている」のと「知らない」のでは差が大きく、頭の片隅に「こんな知識もある」とインプットしておいて、必要なときに引っ張り出せるようにしておきましょう。
理由②:教養が身につく
本を読むことで、知識が増え教養が身につきます。
なぜなら著者が一生をかけて培ったスキルや、一握りの人しか体験できないようなことを、本を通じて知ることができるからです。
つまり知識の幅が広がることで、教養も深まっていきます。
理由③:お金にも時間にも余裕がある
20代は、お金にも時間にも余裕があり行動することができます。
本を読んでも行動(アウトプット)をしないと、いくら本を読んでも意味がありません。
理由として、人生をよりよくしたいなら副業をしたり起業するなり、何かしらの行動が必要になるからです。
もし、30代から行動しようと思っても家族がいてお金や時間が制限されてしまいます。
そのため、20代が自分のためにお金や時間をかけて行動できる最後のチャンスになるかもしれません。
そして、失敗してもやり直しができるのも20代なので、いろんなことに挑戦しましょう。
20代のうちに読むべきおすすめ本20冊
20代のうちに読むべきおすすめの本20冊を紹介していきます。
人は話し方が9割
「もっとうまく話したい!」と、話し方に悩んでいるビジネスパーソンは多い。「話し方」についてのビジネス書が溢れていることからも、それがわかります。
ですが本書は、営業や、プレゼンテーションのコツを題材にしたものではありません。
上司や家族、友人などといった、身近な人たちとのコミュニケーションを円滑にするコツが書かれています。
なぜなら、人前でプレゼンテーションする機会は多くないが、日常的なコミュニケーションは1日に何度も繰り返すものだからです。
コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンスを37個紹介しています。
過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことがラクになり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出しますよ。

嫌われる勇気
「嫌われることを恐れない」「自分の考えと他者の考えを分離する」など、アルフレッド・アドラーの思想をまとめた1冊。
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学会の三大巨匠とされ、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言するアドラー心理学は、人間関係に悩む全てのヒトに役立つ。
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに対して、哲学者と青年の対話形式でわかりやすく解説している。
自分自身の在り方によって、世界の見え方は変えられるということを教えてくれます。
続編もあるので、ぜひ読んでみてください
モチベーション革命
なぜ、あなたは稼ぐために頑張れないのか。
あなたは「上の世代」と違い、生まれたころから何もかもが揃っていたので、金や物や地位などのために頑張ることができません。
埋めるべき空白が、そもそもない「乾けない世代」なのです。しかし、仕事がなくなっていく時代には、この「乾けない世代」こそが希望になります。
本書はモチベーションを上げるためのテクニックを紹介するノウハウ本ではありません。
世代によって異なるモチベーションの源がわかり、不安定な時代を生き抜くために大切な価値観や生き方がわかる1冊。
イシューからはじめよ
「イシュー」とは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすもの。
あなたが「問題だ」と思っていることは、そのほとんどが「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ではない。
本当に価値のある仕事をしたいなら、本当に世の中に変化を興したいなら、この「イシュー」を見極めることが最初のステップになる。
エッセンシャル思考
エッセンシャル思考とは、自分にとって大事なものを見極め、それ以外の選択肢をうまく捨て、本質的なものに最高の力を発揮できるようにする技術。
エッセンシャル思考が目指す生き方は、「より少なく、しかしより良く」である。
具体的にわかりやすく解説されていて、努力や根性がなくてもエッセンシャル思考を可能にする「しくみ化」の方法は、実践的なものばかりです。
働きすぎて方向性を見失いかけている、人生の質を高めたいと考えている人におすすめの1冊です。
続編もあるので、ぜひ読んでみてください
メモの魔力
秋元康さんが「堀江貴文以来の天才」と称した、SHOWROOM代表・前田裕二さんのメモ術がまとめられた1冊。
就活を控えた学生は本の最後にある「自己分析1000問」を活用したり、自分の中に「軸」を持ちたい人におすすめ。
メモ術を実践すれば自分をより深く理解でき、夢を叶えるための一歩を踏み出すことができますよ。
人並み外れた熱意と努力で駆け抜けてきた、前田裕二さんの生き方を知りたい人は「人生の勝算」をご覧ください。SHOROOMの原点がわかります。
サピエンス全史
私たちホモ・サピエンスが他の人種類を根絶やしにして、どのように食物連鎖の頂点に立つことができたのか。
その謎をホモ・サピエンスだけが持つ「虚構を信じる」という特殊な能力から読み解き、全人類史を俯瞰してこれから人類がたどるであろう未来をリアルに予言しています。
本書を要約すると、「歴史の道筋は3つの重要な革命(認知革命・農業革命・科学革命)が決めた」と言える。
つい最近までサバンナの負け組だった私たちの種が、なぜ生態系に大惨事をおよぼすほどの影響力を持つようになったのか、わかりやすく解説している。
7つの習慣
全世界で4,000万部越えの言わずと知れた世界的な名著、人生の軸として取り入れたい習慣をまとめた1冊。
真の成功を得るには「誠意・謙虚・誠実・勇気・忍耐」など、人間の内面にある人格的な部分を磨く必要がある。
著者の様々な経験談をもとにしたエピソードもあり、親しみやすさを感じられます。
定期的に読み返して、自分の中に落とし込んでいきたい。
漫画版も読みやすくておすすめです!
夢をかなえるゾウ
冴えないサラリーマン「僕」のもとへ、突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。
ぽってりとした大きな腹に四本の腕、なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートンやエジソン、ビル・ゲイツも自分が育てたという。
そんな彼が、「僕」を成功に導くためのレッスンをつける。しかし、その教えは「靴をみがく、募金する」など地味なものばかり。
お騒がせな神様と「僕」とのやりとりを楽しみながら読め、たくさんの具体的な教えが学べる1冊。
FACT FULNESS
ファクトフルネスとはデータや事実にもとづき、世界を正しく読み解く習慣である。
賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につきます。
事実に基づいて世界を見ることのメリットは、なんといってもそれが役に立つからである。
世界が少しずつでも良くなっていることがわかれば、極端な意見に惑わされることもなく、世界を確実に変えている小さな進歩が見えてきます。
1分で話せ
「人前の話すのが得意、プレゼンで困ったことがない」というビジネスパーソンは少ないはず。
ほとんどの人は人前で話すのが苦手で、なんならプレゼンもしたくないはず。
著者は、そのプレゼンを聞いたソフトバンクの孫社長から認められるほどの技術の持ち主です。
結論から話すのはビジネスの基本ですが、「結論とは何なのか?」といった根本的な問題から応用テクニックまで、「1分で伝える」ための話し方をまとめた1冊。
プレゼンが苦手な人はもちろん、プレゼン力に自信をもっている人も、読めば新たな気づきを得られますよ。
反応しない練習
仕事やプライベートで、誰かの何気ない言葉に反応して「怒り・不安・不満など」を感じることが多いと思います。
すべての「苦しみ」は自分が「反応する」ことから始まり、それを理解することで悩みを解決する第一歩を踏み出せます。
本書ではブッダの教えをもとに「ムダな反応をしない」ことで、それらのマイナスな感情を抑えることができると言う。
どうすれば人生に安らぎや満足、幸福をもたらすことができるかを論理的に解説した1冊です。
金持ち父さん貧乏父さん
お金持ちになれるかは考え方次第、社会人になる前に身に着けておきたいお金の知識が詰まった1冊。
金持ち父さんと貧乏父さん、2人の物語形式で進むビジネス書で読みやすいです。
多くの社会人がお金を稼ぐために毎日頑張って働いていますが、それだけでは一生お金持ちになれません。
お金持ちの思考を学ぶことで、あなたの価値観も変わり人生が大きく動くかもしれません。
苦しかったときの話をしようか
転職を考えている、いま仕事で悩みを抱えている人におすすめの本です。
大学生になった我が子のために、「就活・昇進・転職・起業」などのキャリア形成について書きためていたプライベートな文書が本になりました。
就活する前に自分の軸を決めること、そのためには自分の好きなことを発見し磨いていくこと、社会では自分のブランドを構築するために努力することなど。
就活生のみならず、ベテランの社会人が読んでも面白く参考になる内容です。
社会人として生きることに勇気が湧いてきますよ。
破天荒フェニックス オンデーズ再生物語
人生を大きく変えるため、倒産寸前のメガネチェーン店(オンデーズ)を買収した田中修治さん(著者)。
しかし社長就任3ヶ月で銀行から「死刑宣告」が下されるなど、度重なる倒産の危機や裏切りが待っていました。
常人ならとっくに燃え尽きてしまうような場面でも破天荒な手腕で立ち向かい這い上がる姿は、まさに不死鳥のようです。
挑戦することの難しさや厳しさと同時におもしろさがわかり、読んでいて楽しい1冊です。
読み終わったあとには、鳥肌が立つような感覚になり、きっとオンデーズの眼鏡が欲しくなりますよ。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
朝起きたら「今日もやりたいことをやるぞ!」とワクワクして、寝る前には「やりきった!」と充実感を持って寝る。
そのためには人間性を変える必要はなく、エネルギーを向ける先(やりたいこと)を見つけるだけでいい。
やりたいことを見つければ、成長し続ける無限ループに入ることができます。
そして、このような好循環に入るためにも、「やりたいこと」を見つけるという作業が重要になってきます。
なんとなく難しそうに聞こえますが、数学の問題を解くのと同じように誰でも段階を踏んで見つけることができますよ。

影響力の武器
承諾の心理を研究対象とし、人が要請を受け入れる心理的原理を「影響力の武器」と名付けて、様々な承諾誘導のテクニックや考察をまとめた1冊。
社会で騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守ればいいのか。
ずるい相手が仕掛けてくる“弱味を突く戦略”の神髄をユーモラスに描いた、世界でロングセラーを続ける社会心理学の名著。
本当の自由を手に入れる お金の大学
YouTubeチャンネル登録者数180万人超え、動画再生回数は3億回超え。
日本一わかりやすいお金の教養チャンネル「リベ大」の誰も言わないけど、やれば人生が変わる、今すぐ使えるお金の知識がギュッと詰まった1冊です。
自由な時間を手に入れるには“経済的自由”を達成することが重要。そのために、「お金にまつわる5つの力」をバランス良く育てていく必要があります。
お金にまつわる力とは、「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」の5つです。
難しいと思われがちなお金の話を、圧倒的にわかりやすくフルカラー、会話形式で、誰が読んでも理解できるよう解説してくれています。
経済的自由を達成するためのマネーリテラシーを身につけられますよ。
君たちはどう生きるか
1937年に出版され読み継がれてきた名著。さらに最近、漫画化され話題になりました。
「勇気、いじめ、貧困、格差、教養」など、ずっと変わらない人生のテーマに向き合うコペル君とおじさんの物語です。
「ヒトとして、どう生きればいいのか」という問いに対して、自然と考えさせられる1冊です。
活字が苦手な人でも、漫画版があるので読みやすいですよ。
転職と副業のかけ算
著者は新卒で地方ホームセンターに入社、レジ打ちからキャリアをスタートし、4度の転職と副業を駆使して、年収5000万円を稼ぐスーパーサラリーマン。
「転職」と「副業」をテーマに、現代におけるキャリアアップや稼ぎ方など、仕事を続けながら副業をしたいと考えている人におすすめの1冊です。
これからの時代に必要な「転職」と「副業」に対する答えが、著者の体験談を元にわかりやすくまとまっています。
転職と副業は、キャリアに悩む多くの人が“本当の安定”を手にするために「誰にでも使える術」だと言う。
意識をちょっと変えてみたり、ノウハウを真似すれば、今より一歩「安定」へと近づけますよ。

20代におすすめの本を無料で読む方法2つ
さいごに、今回紹介したおすすめ本を無料で読む方法が2つあります。
Audible(オーディブル)

Audible(オーディブル)とは、Amazonが提供するオーディオブックサービスです。
プロのナレーターや声優が朗読した本をアプリで聴けて、音楽を聴くように読書を楽しめます。
そしてAudible最大のメリットは、作業しながらでも読書ができる”ながら聴き”にあります。
忙しいビジネスパーソンでも、移動中や休憩中などのスキマ時間にインプットできますよ。
はじめてAudibleに登録する人は、30日間の無料体験ができます。
まずは無料体験から、気になる作品を聴いてみてください。
\初回登録30日間無料/
期間内に解約すれば料金は一切かかりません
関連記事:【ガチレビュー】Audibleを使ってみた感想、気になる評判・口コミを紹介!
flier(フライヤー)

flier(フライヤー)とは、ビジネス書などの要約を1冊10分で読める時短読書サービスです。
プロのライターが書いたクオリティの高い要約を、たった10分で読めるためコスパが高い。
また忙しいビジネスパーソンにとって、flierならサクッと読めて重要なポイントを抑えられるので便利です。
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フリープランだと有料コンテンツが読めないし、シルバープランだと月5冊までしか読めません。
ゴールドプランを高く感じるかもしれませんが、ビジネス書を1冊買うのとほぼ同じ値段なのでたくさん読む方はゴールドプラン一択。
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まずは無料キャンペーンから、気になる作品を読んでみてください。
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無料期間内に解約すれば料金は一切かかりません
関連記事:【最高】本要約アプリflier(フライヤー)の評判・口コミをガチレビュー
まとめ:20代のうちから本を読んで周りと差をつけよう!

今回は、20代のうちに読むべきおすすめの本を厳選して紹介しました。
20代の過ごし方によって、その後の人生が決まるとも言われています。
体力や時間にも余裕がありさまざまな経験をすることで、30代以降の道筋が明確になるのかもしれません。
20代という貴重な時間をどのように過ごすかで、人生の選択肢も変わってくるので、本をたくさん読みましょう。
良書との出会いは、価値観を180度変えるようなインパクトがあり、確実に人生に影響を与えてくれますよ。


おわり。