読書するメリット・デメリットって何だろう?
こんな疑問に答えます。
こんにちは、やすです。
小学校の頃から読書が好きで、今でも年間100冊以上は本を読んでいます。
読書には、ストレス解消効果や教養が身につくなど、たくさんのメリットがあります。
他にも、成功している著名人や経営者の多くが読書家として知られています。
たとえば、ソフトバンクの孫さん、ユニクロの柳井さん、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏など。
読書することで得られるものは大きいですが、もちろんデメリットもあります。
そこで本記事では、読書のメリット・デメリットについて深掘りしていきます。
読書のデメリット5選

読書のデメリットは、以下のとおりです。
- お金がかかる
- 時間がかかる
- 目が悪くなる
- 行動しなくなる
- 自意識過剰になる
ひとつずつ見ていきます。
デメリット①:お金がかかる
本の種類にもよりますが、ビジネス書1冊あたり2,000円〜3,000円ほどします。
たとえば、月10冊読むとして1年間で120冊読むことになります。すると、1年間の書籍代は24万円ほどです。
この値段を高いと考えるのか、低いと考えるのかは人それぞれで、もったいないと感じる人も多いかと思います。
24万円もあれば、高い旅館に泊まれるし、海外旅行に行くことだってできますね。
本を購入する前に、本の内容をある程度把握しておくのがベターですよ。
本の要約アプリで内容を把握する
本を購入する前に、その本が「面白いのか」を把握することで、「買って損した」という失敗を防げます。
そこで、flier(フライヤー)という本要約アプリがおすすめ。2700冊以上のラインナップの中から、自由に要約を読むことができます。
要約は、プロのライターが書いたクオリティーの高いもので、1冊10分ほどで読めるボリュームなのでサクッと内容を把握できます。
本を購入するときの判断材料として、要約から入るのもおすすめです。

デメリット②:時間がかかる
日本人の平均読書スピードは、ビジネス書1冊あたり4〜6時間ほどと言われています。(もちろん、内容やボリュームよって前後します)
社会人になると、仕事で忙しかったり家庭を持ったりして、まとまった時間を確保するのが難しくなります。
1日24時間という限られた時間の中で、読書時間を確保するにはスキマ時間を上手に使う必要があります。
普段からたくさん本を読んでいる読書家は、どんなに忙しくても読書する時間を確保していますよ。
移動中や休憩中などのスキマ時間におすすめなのが、オーディオブックと呼ばれる聴く読書です。
オーディオブックとは、プロのナレーターや声優が朗読した本をアプリで聴けるサービスです。
音楽を聴くように手軽に本を楽しめるので、忙しい人にとってうってつけのサービスですね。

デメリット③:目が悪くなる
「読書好き=目が悪い」というイメージを持っている人も多いかと思います。
小さな文字を長時間読み続けるので、目にかなりの負担がかかってしまい疲労が蓄積されます。
また、現代はPC・スマホを仕事やプライベートで常に使っているので、慢性的に目を酷使しています。
そのため、読書で目が悪くなりやすい環境と言えます。本を読むときは、適度に休憩をはさみましょう。
電子書籍リーダー(Kindle端末)なら目にやさしい
Kindle端末は、ブルーライトをほぼカットしてくれるので、就寝前の読書などに最適です。
また、防水機能付きなのでお風呂でも読書ができ、リラックスしながら本を楽しめます。
紙の本もいいですが、電子書籍と使い分けることで読書がより捗りますよ。
デメリット④:行動しなくなる
本を読んで賢くなった気になって、満足している人が多いです。
読書は手段であって、本を読んだ後に行動(アウトプット)しなければ意味がありません。
たとえば、新しい漢字を習っても復習しなければ忘れるように、本で得た知識も使わなければ忘れます。
つまり、本の内容を自分なりに噛み砕きアウトプットして初めて、自分の使える武器(知識)となります。
アウトプットする方法としては、SNSやブログ、身近な人に本の要約を話すなどがおすすめです。
人は1日経つと70%ほど(エビングハウスの忘却曲線)を忘れているので、アウトプットは必須ですよ。
アウトプットに関するおすすめ本
医師であり、作家でもある超多忙な著者・樺沢紫苑さんが教える圧倒的に結果の変わる「アウトプット術」がわかる1冊です。
デメリット⑤:自意識過剰になる
読書しているから人よりも知識があって、自分は偉いと勘違いしている人もいます。
もちろん、本を読めば知識や教養がついて人よりも優秀になれる可能性は高まります。
そのため、読書している自分に優越感を感じるかもしれませんが、読書しない人を見下すのはNGです。
「読書好き=偉い」と思っている人はただの頭でっかちで、それ以上成長することができませんよ。
読書は人生を豊かにしてくれる手段であり目的ではないので、ゴールは人それぞれです。
読書のメリット7選

読書のメリットは、以下のとおりです。
- 視野が広がる
- 教養が身につく
- 語彙力が上がる
- ストレス解消になる
- 集中力がアップする
- 想像力が鍛えられる
- 脳のアンチエイジング
ひとつずつ見ていきます。
メリット①:視野が広がる
本を通して180度違う考え方や生き方などを知ることができ、視野が広がります。
ふつうに生活している中で、他の人の価値観に深く触れられる機会はそう多くありません。
他の人の考え方を知ることで、別の視点からも物事を考えられるようになり、柔軟な思考ができます。
さまざまな角度から物事を判断できれば、どんな壁にぶつかっても解決へと導けますよ。
逆に、1つの視点しか持っていないと、その問題に固執してしまい時間や労力を無駄にします。
視野を広げるためのポイントは、食わず嫌いせずに雑多なジャンルの本を読むことです。
メリット②:教養が身につく
本を読むことで、知識が増え教養が身につきます。
と言うのも、著者が一生をかけて培ったスキルや、一握りの人しか体験できないようなことを、本を通じて体験できるからです。
教養とは、不安定で変化の激しい現代を生き抜くための「武器」で、どんな時代でも通用する本質的・普遍的なことです。
これからグローバル化がますます進んでいくので、教養は身につけておきたいですね。
メリット③:語彙力が上がる
本を読むと普段使わない言葉にたくさん出会うので、語彙力が上がります。
意味のわからない言葉に出会ったら、ググって調べる。その繰り返しで、自然と語彙力が鍛えられていきます。
語彙力とは、どれだけ多くの言葉を知っていて、使いこなしているのかという能力のことです。
語彙力は、仕事や人間関係、プライベートなど幅広いシーンで役立つ必要不可欠なものです。
読書する習慣がある人は、語彙力が高く自分の考えや意見などを論理的に伝えるのが上手です。
本だけでなく、ふとした会話で気になった言葉があれば、スマホですぐに調べる癖をつけましょう。
メリット④:ストレス解消になる
ストレス解消と聞いて、読書を思い浮かべる人は少ないかと思います。
ですが、読書にはストレス軽減効果があるとイギリスの研究で分かっています。
たとえば、筋トレや音楽を聴く、ゲームをするなど、さまざまなストレス解消法があります。
こられと比べて、読書はたった6分で68%もストレスが軽減されたそうです。
本の物語世界に没頭することで、現実のストレスを忘れることができますよ。

メリット⑤:集中力がアップする
読書は集中力が必要です。
本の内容をしっかり理解するためには、かなりの集中力がいります。
今まで本をたくさん読んできた人は、すでにかなりの集中力がついているはず。
さらに、読書習慣がある人は、「仕事や勉強に集中して取り組める」という当たり前のことをしっかりできる人が多いです。
本を読めば読むほど集中力は高まり、自分の世界に入るのが簡単になっていきます。

メリット⑥:想像力が鍛えられる
本を読むことで想像力が鍛えらます。
と言うのも、本は漫画と違い文字だけの情報を頼りに、自分の頭で想像して読む必要があるからです。
たとえば、本を読むとき、主人公の気持ちや登場人物の人間関係などを想像しているかと思います。
そのため、同じ作品を読んでも人それぞれ感じ方や作品に対するイメージはかなり違ってきます。
想像力のある人は、気が利いて危機察知能力が高く仕事が早い、といった傾向があります。
つまり、相手の気持ちに寄り添える素晴らしい人になれますよ。
メリット⑦:脳のアンチエイジング
本を読むことで、脳を活性化して老化を防いでくれます。
筋トレを定期的にしないと筋力が落ちるように、脳も鍛え続けないと衰えます。
本を読むことで、新しい情報に触れ脳を活性化させることができますよ。
読書を習慣化して、人生の質を上げていきましょう。
まとめ:読書はデメリットもあるが圧倒的にメリットのほうが多い

今回は、読書のメリット・デメリットについてまとめました。
読書にはデメリットもありますが、メリットのほうが圧倒的に多いです。
読書が苦手な人、普段本を読まない人は、さいしょに古典的名著を読むのがおすすめ。
そこには長年読まれるだけの普遍的な知識が詰まっていて、あなたの人生に必ずプラスの刺激をあたえてくれますよ。
そして、読んで終わりではなく、アウトプットして知識として身につけていきましょう。


