読書したいけど、すぐに疲れてしまい続かない人は多いはず。
ぼくも数ページ読むだけで集中力が切れてしまい、読書が続かなかった経験が何度もあります。
そこで本記事では、疲れずに読書する方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
読書すると疲れる原因4つ
読書すると疲れる原因は、以下のとおりです。
- 難しい本を読んでいる
- 長時間本を読んでいる
- 興味がない本を読んでいる
- 読書する環境が整っていない
1つずつ見ていきましょう。
①:難しい本を読んでいる
読書習慣のない人が、いきなり専門的な本や抽象的な本など、難しい本を読むと疲れてしまいます。
たとえば、いつも読書しない人に太宰治や三島由紀夫の小説を読ませたら、きっと5分も経たずに疲れてしまうでしょう。
なので、まずは中学生・高校生レベルの本から読むのがおすすめです。慣れてきたら、徐々にレベルを上げていきましょうね。
②:長時間本を読んでいる
面白い本を読んでいると、つい時間を忘れて没頭しがちです。
読書はかなり集中力を使うので、疲れやすい。そのため、こまめに休憩をとりましょう。
たとえば、25分作業(読書)して5分休憩する「ポモドーロ・テクニック」は集中できておすすめです。
人の集中力は90分しか続かないと言われているため、こまめに休憩をとったほうが読書を長く続けられますよ。
歩きながら読書する
歩きながら読書するのも、疲れを感じずに読書するコツです。
外で本を読みながら歩くのは危険だし、人の目が気になると思うので、そんなときはステッパーを使うといいですよ。
読書家としても有名なメンタリストDaiGoさんは、下記のステッパーを愛用していて、運動不足解消にも役立つでしょう。
③:興味がない本を読んでいる
興味がない、おもしろくない本を読んでいると、すぐに疲れてしまう。
学校の先生に勧められて、夏目漱石の小説を読んでも、読み切るのは難しいでしょう。
というのも、自分から興味を持って始めないと、どんなことも続かないから。それは、読書も例外ではありません。
興味関心のある本を読むことで読書に集中でき、疲れを感じずに本を読み切れますよ。
④:読書する環境が整っていない
読書する環境が整っていないと、集中できず疲れてしまいます。
たとえば、スマホの通知音が聞こえたり、テレビがついていると気が散るので読書環境として良くない。
人間の脳にとって最も負担になるのが「マルチタスク」と言われていて、同時に複数の作業や考え事をするとメチャクチャ疲れます。
ぼくは、かなり音に敏感なほうなので、耳栓(orノイキャンイヤホン)は必須。ほぼ無音状態にすることで、集中力をキープしています。
おすすめの耳栓&ノイキャンイヤホン
読書で疲れないための方法4つ
読書で疲れないための方法は、以下のとおりです。
- 本を聴く
- 拾い読みする
- スキマ時間で読む
- 興味のある本を読む
1つずつ紹介していきます。
①:本を聴く
本を読むのが疲れるなら、本を聴くのがおすすめ。
オーディオブックと呼ばれる本を朗読してくれるサービスがあり、音楽やラジオ感覚で読書を楽しめます。
たとえば「筋トレしながら、家事しながら」など、他の作業をしながらでも聴けるので忙しい人にもおすすめです。
プロのナレーターや声優が朗読してくれるので、聴き取りやすく心地よい音声で本の世界観に入り込めますよ。
②:拾い読みする
小説以外であれば、本を読む目的は知識を得ることにある。
そのため、本を最初から最後まで読む必要はない。知りたい情報が書いてある部分を読むだけでOKです。
目次を見て、「読んでみたい、知りたい情報が書いてある」と思った章や段落だけを読んでいきます。これを「拾い読み」と言う。
読む場所が決まっているので、1冊30分~1時間ほどで読めます。この方法なら、負担も少なく読書を続けやすいと思いますよ。
③:スキマ時間で読む
5~10分ほどのスキマ時間は、探せば結構あると思います。
たとえば、通学・通勤の移動中や、学校・仕事の休憩時間など。スキマ時間に本を読むことでリフレッシュにもなりますよ。
とはいえ、本を持ち歩くのは重いしめんどくさいはず。そこでおすすめなのが、flier(フライヤー)という本要約アプリです。
flierとは、プロのライターが書いた高品質な要約を、1冊10分程度で読めるサービスとなっています。
たった10分で本の要点を把握できるため、忙しいサラリーマンでも幅広い知識が身につきますよ。
④:読みやすい本を選ぶ
まずは、ボリュームが少なく読みやすい本を選びましょう。
最近は、自己啓発本やビジネス書などの硬い本から、読みやすいようにマンガ化された本が出ています。
マンガ化された本は、どれも要点がギュッと詰まっていて、なおかつサクッと読めるのでおすすめですよ。
まとめ:読書で疲れる原因はいろいろある。楽しく読書するためには工夫も必要。
今回は、読書すると疲れる原因と対処法を紹介しました。
読書すると疲れる人には、オーディオブックがおすすめ。忙しくてもラジオ感覚で本を楽しめるため便利ですよ。
本来読書は疲れるものではなく、リラックスできるものです。今回紹介した方法を試してみて、疲れる読書は終わりにしましょう。