読書すると疲れてしまい長時間読めない、もっと没頭して楽しみたいという人は多いでしょう。
僕は年間100冊ほど本を読みますが、そんな僕でも読書に疲れて30分も続かないことがあります。
そこで本記事では、疲れずに読書する方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
読書すると疲れる原因4つ

読書すると疲れる原因は、以下のとおりです。
- 難しい本を読んでいる
- 興味がない本を読んでいる
- 読書する環境が整っていない
- 長時間同じ姿勢で過ごしている
1つずつ見ていきましょう。
①:難しい本を読んでいる
わからない言葉が多かったり、抽象的な内容だったりする難しい本は、頭をフル回転させて読む必要があり気疲れする。
例えば、普段本を読まない人に太宰治や三島由紀夫の小説を読ませたら、きっと5分も経たずに疲れてしまうでしょう。
なので、読んでみて難しいと感じたら思い切って違う本に変えましょう。また、読書初心者は中学生・高校生レベルの本から読むのがおすすめです。
②:興味がない本を読んでいる
興味がない(面白くない)本を読んでいると、心理的に疲れてくる。
好きなことをやっている時は、それに夢中で没頭できますよね。例えば、ゲームや親しい人との会話など。
つまり、興味関心のある本を読むことで読書に集中でき、疲れを感じにくくなるでしょう。
③:読書する環境が整っていない
読書する環境が整っていないと、集中できず疲れてしまいます。
例えば、スマホの通知音が聞こえたり、テレビがついていたりすると気が散るので読書環境として良くない。
人間の脳にとって最も負担になるのが「マルチタスク」と言われていて、同時に複数の作業や考え事をするとメチャクチャ疲れる。
脳を疲れさせず読書するためには「集中できる環境」を整えることが大切ですよ。僕は、静かな部屋&耳栓(orノイキャンイヤホン)がないと読書に集中できません。
かなり音に敏感なほうなので、耳栓(orノイキャンイヤホン)は必須アイテムです。音をシャットアウトすると集中できるのでおすすめです。
おすすめの耳栓&ノイキャンイヤホン
④:長時間同じ姿勢で過ごしている
読書は、長時間同じ姿勢で過ごすため疲れやすい。
ほとんどの人は座って読書すると思うので、30分~1時間ごとに軽くストレッチすると長時間読書できます。
例えば、25分作業(読書)して5分休憩する「ポモドーロ・テクニック」なんかも集中できておすすめですよ。
また、人の集中力は90分しか続かないと言われているため、こまめに休憩をとったほうが読書を長く続けられる。
歩きながら読書する
歩きながら読書するのも、疲れを感じずに読書をするコツです。
外で本を読みながら歩くのは危険だし、人の目が気になると思うので、ステッパーを使うといいですよ。
読書家としても有名なメンタリストDaiGoさんは下記のステッパーを愛用していて、運動不足解消にも役立つでしょう。
読書で疲れないための方法3つ

読書で疲れないための方法は、以下のとおりです。
- 本を聴く
- 拾い読みをする
- 興味のある本を読む
1つずつ紹介していきます。
①:本を聴く
本を読むのが疲れるなら、本を聴くこともできます。
オーディオブックと呼ばれる本を朗読してくれるサービスがあり、音楽やラジオを聴く感覚で読書を楽しめる。
プロのナレーターや声優が朗読してくれるので、聴き取りやすく心地よい音声で本の世界観に入り込めます。
そんなオーディオブック最大のメリットは、なんと言っても作業しながらでも聴ける”ながら聴き”にあります。
例えば「筋トレしながら、家事しながら」など、他の作業をしながらでも聴けるので忙しい人にもおすすめですよ。

②:拾い読みをする
拾い読みとは、自分に必要な場所だけを読む読書法です。
具体的に言うと、あらかじめ本を読む目的を決めて、その本の目次を見て読むべき章や段落だけを読んでいく。
さいしょから読む場所を決めておくことで、1冊30分〜1時間程度で読めます。いつも読書しない人ほどすべて読もうとしがちですが、慣れていないので疲れるだけですよ。
③:興味のある本を読む
興味のある本を読むことで、疲れを感じずに1冊読み切れるかと思います。
興味のある本かどうかは、ある程度本の内容を知らないと判断できませんよね。
そこでおすすめなのがflier(フライヤー)という本要約アプリを使って、事前に本の概要を把握しておくこと。
flierには、プロのライターが書いた高品質な要約が3,100冊以上もあり、1冊10分程度で読めるボリュームとなっています。
忙しい人でも通勤時間などのスキマ時間を活用して、効率よく興味のある本を探し出せるのでおすすめです。
また、新しい要約が毎日追加されるので、幅広く知識を身につけたい人にもうってつけですよ。

スマホ読書が疲れる原因と対処法

スマホ読書が疲れる原因は、以下のとおり。
- 文字が小さいから
- ブルーライトが良くないから
1つずつ見ていきましょう。
①:文字が小さいから
スマホは画面が小さく、その分文字も小さくなるため長時間の読書に向いていません。
SNSや短いニュース記事を見る分には問題ありませんが、がっつり読みたいなら紙の本か電子書籍リーダーがおすすめです。
ちなみに、眼精疲労には蒸気でアイマスクが気分転換にもなるのでおすすめです。個人的には、香りつきのものが好きなのでよく使っています。
②:ブルーライトが良くないから
スマホからブルーライトが出ていて、これが頭痛や肩こり、眼精疲労の原因と言われている。
そして、就寝前にブルーライトを浴びると、体内時計が乱れて寝付きが悪くなるとも言われています。
つまり、疲れている夜にスマホで読書するのは、より一層疲れてしまうので控えるべき。
スマホ読書するなら、Kindle Paperwhiteがおすすめ。ブルーライトがほぼ出ていないので目に優しいから。
まとめ:疲れる読書は終わりにしよう

今回は、読書すると疲れる原因と対処法を紹介しました。
読書すると疲れる人には、オーディオブックがおすすめ。また、忙しくてもラジオ感覚で本を楽しめるため便利です。
本来読書は疲れるものではなく、リラックスできるものです。今回紹介した方法を試してみて、疲れる読書は終わりにしましょう。


