結論、読書に意味はあるが、行動に移さないと意味はないです。
ほとんどの人は読書したら終わりだと思いますが、それだと読書効果は薄いでしょう。
成功者に読者家が多いことは研究で判明していますが、それは読書から得た知識をアウトプットできているからです。
この記事を読めば、読書の重要性がわかり、意味のない読書からオサラバできるでしょう。
読書は意味ないと言われる理由3つ

読書は意味ないと言われる理由は、以下のとおりです。
- ネットの情報で十分だから
- アウトプットが大事だから
- 小説などの娯楽的な読書は意味がない
1つずつ見ていきましょう。
①:ネットの情報で十分だから
今の時代、どんな情報もネット検索すれば簡単に手に入ります。
例えば、ブログやYouTubeを見れば、誰かが分かりやすくまとめてくれた情報を得られる。
しかし、ネットには断片的な情報しか落ちていません。知識がないのに、その情報だけを鵜呑みにするのは危険です。
物事の本質を理解するためには、どうしても全体像を把握する必要があります。そんなときに役立つのが、読書(本)である。
本なら、情報が体系的にまとまっていて、あるジャンルの基礎知識を身につけるのに最適です。
②:アウトプットが大事だから
「アウトプットが大事」というのはド正論ですが、実際にできている(やっている)人は少ない。
「読書さえしていれば行動しなくても人生が変わる」と思っている人も一定数だがいて、それは間違いです。
そういう人に向けて「読書しているだけじゃ意味ないよ」というのは正解でしょう。ただし、本から学んで行動するのは相当意識しないと難しいです。
おすすめのアウトプット方法は、下記のとおり。
- 家族・友達に話す
- SNS・ブログで発信する
- 仕事やプライベートで実践する
個人的におすすめなのは、ブログでの発信ですね。上手くいけばお金も稼げて一石二鳥だから。
また、アウトプット大全の著者(樺沢紫苑さん)は、インプットとアウトプットの黄金比は3:7であり、アウトプットなしに自己成長はありえない言う。
つまり、「学びつつアウトプット多めが最強」というわけです。

③:小説などの娯楽的な読書は意味がない
当たり前ですが、娯楽には意味がありますよね。
なのに、小説は意味ないという人は矛盾している。読書は、コスパ最強の娯楽です。
例えば、読書はストレスを68%解消すると言われていて、「散歩・ゲーム・コーヒー」と比較しても高いリラックス効果があることが判明しています。
これだけでなく小説などの娯楽的な読書から得られるものは多いです。
- 視野が広がる
- 教養が身につく
- 語彙力が上がる
- 集中力がアップする
- 想像力が鍛えられる
もちろん、娯楽として楽しむことが目的ですが、楽しく読書しているだけで上記のようなスキルが自然と身についているでしょう。
とはいえ、あくまでも娯楽なので、たくさん小説を読んだからといって、賢くなったりお金持ちになったりするわけではないので勘違いしないでくださいね。
読書を意味のあるものにする読書法2つ

読書を意味のあるものにする読書法は、以下のとおりです。
- 目的を決めて読む
- 拾い読みをする
1つずつ見ていきます。
①:目的を決めて読む
本を読む前に「この本から何を学びたいのか?」など、目的を決めましょう。
なぜなら、目的を決めることで、本の内容が頭に入ってきやすいから。
例えば、投資本なら「積立NISAのやり方を知りたい」、仕事関連の本なら「ExcelやWordの使い方を学びたい」といった感じです。
このようにザックリとした感じでよくて、もちろん娯楽として楽しみたいなら娯楽でもOKです。
目的がはっきりすることで、ただ読んでいるだけの無意味な読書時間が有意義なものに変わりますよ。
②:拾い読みをする
本は、最初から最後まで読み必要はありません。
というのも、本1冊のなかで本当に重要な内容って意外と少なく、全体の10〜30%程度だから。
年間300冊とか読んでいるような読書家は、拾い読み(スキミング)を駆使して効率よく読書しています。
拾い読みとは、自分にとって必要な場所だけを読むこと。あらかじめ読書する目的を決めてから、目次を見て読むべき章や段落をリストアップします。
すると読むべき場所が決まるので、1冊あたり30分〜1時間ほどで読み切れるでしょう。忙しい人ほど、拾い読みがおすすめ。
拾い読みをして、全部読みたくなったら読むのもアリだし、それ以上読む必要がなかったら次の本にいきましょう。
まとめ:「読書は意味ない」は間違い、行動に移そう

今回は、読書は意味がない理由を解説しました。
本から得た知識を行動に移せれば、人生が大きく変わるキッカケになりうるでしょう。
その前提として、読書しないと意味がない。読書する前から決めつけるのではなく、一度経験してから判断してみてください。



