本記事では、ブログ記事のリライト方法を解説します。
ブログで稼ぐためにリライト作業は必須です。なぜなら、適切なリライトをすることで検索順位が上がり、アクセスが増え収益UPにつながるから。
定期的に記事をリライトしてブログ全体のフレッシュネス(鮮度)を保ちつつ、ユーザビリティ(読みやすさ・使いやすさ)を向上させ、稼げるブログへと育てていきましょう。
ブログのリライトとは?

ブログのリライトとは、過去記事の画像・文章などを見直して、読者にとって有益なコンテンツになるように書き換える作業のことです。
例えば、記事内容を大幅に変更する重いリライトもあるし、情報をアップデートするだけの軽いリライトもあり、目的に合わせて作業内容が変わる。
ブログで稼ぐためには必須作業なので、リライトのやり方を早いうちから身につけておくべきですよ。
リライトによるSEO効果
ブログ記事をリライトすることで、下記のようなSEO効果を得られます。
- 検索順位が上がる
- 検索順位が下がる
- 検索順位が変わらない
検索順位を上げるためには、ユーザビリティを意識しつつ、より質の高い記事にブラッシュアップすることが重要です。
ただし、リライトしても検索順位が下がる(変わらない)こともあるので、繰り返しリライトすることが大切です。
新記事とリライトどちらを優先すべき?
新記事とリライトどちらを優先すべきか、結論から言うと、どちらも大切です。
ですが、それだと多くの人が時間が足りなくなると思うので、50記事を目安にしてみてください。
ブログの記事数が50記事未満なら、新記事を優先する。50記事以上なら、リライトにも注力するのがベストです。
記事数が少ないと検索エンジンから評価されにくいので、新記事を優先すべき。一方で、ある程度の記事数(50本~)を超えたらブログ全体の品質を上げることで、SEO効果が高まる。
記事数が100本・200本と増えていくにつれて、リライトの比重も増やしていきましょう。低品質な記事を残しておくと、SEO的にマイナス評価となるので。
ブログ記事をリライトする目的4つ

ブログ記事をリライトする目的は、以下のとおり。
- 検索順位を上げる
- CTR(クリック率)を上げる
- CVR(成約率)を上げる
- 古い情報をアップデートする
それぞれ順番に解説していきます。
①:検索順位を上げる
1つ目は、狙ったキーワード(記事)の検索順位を上げることです。
記事が上位表示されると、読者の目に留まりやすくアクセスが増えるので、ブログの収益UPにつながります。
検索順位を上げるためには、読者の悩みを解決するのが重要であり、検索意図を満たした記事になるようにリライトしましょう。
1~2回のリライトでは検索順位を上らないこともあるので、諦めずにリライトを繰り返して検索上位を目指してみてください。

②:CTR(クリック率)を上げる
2つ目は、検索結果から記事がクリックされる割合「CTR(クリック率)」を上げることです。
検索順位とCTR(クリック率)は、下記のとおり。
検索順位 | CTR(クリック率) |
1位 | 13.94% |
2位 | 7.52% |
3位 | 4.68% |
4位 | 3.91% |
5位 | 2.98% |
6位 | 2.42% |
7位 | 2.06% |
8位 | 1.78% |
9位 | 1.46% |
10位 | 1.32% |
上記のクリック率と、あなたの記事のクリック率を比較して、平均より少ないクリック率の記事は改善すべきです。
具体的には、より魅力的でクリックしたくなる「記事タイトル・メタディスクリプション」に変更しましょう。
③:CVR(成約率)を上げる
3つ目は、記事から商品・サービスが申し込まれる割合「CVR(成約率)」を上げることです。
例えば、同じアクセス数でも、CVR(成約率)によって収益額が大きく変わってくる。
- 10,000(アクセス数)×1%(成約率)×1,000円(単価)=100,000円
- 10,000(アクセス数)×3%(成約率)×1,000円(単価)=300,000円
ブログで稼ぐためにはアクセス数も必要ですが、成約率を上げることでも収益を大きく伸ばせます。
成約率を上げるためには、商品・サービスの訴求文を改善したり、成約記事への誘導文を最適化したりしましょう。
④:古い情報をアップデートする
4つ目は、古い情報を新しい情報にアップデートすることです。
検索上位の記事でも、古い情報(間違っている情報)をそのままにしていると、SEOに悪影響を与えます。
なので、古い情報(間違っている情報)は早めに修正して、いつでも最新情報が見れるようにリライトしましょう。
ブログ記事のリライト方法

ブログ記事をリライトする手順は、以下のとおりです。
- リライトする記事を選ぶ
- 目的に合わせてリライトする
- リライト効果を確認する
順番に見ていきましょう。
①:リライトする記事を選ぶ
さいしょに、リライトする記事を選びます。
すべての記事をリライトするのは時間的に難しいので、下記のような記事を優先的にリライトしましょう。
- 検索順位が50位以内
- 成果につながりやすい
- 記事を公開してから2〜3ヶ月が経過している
詳しく解説しますね。
検索順位が50位以内
検索順位が50位以内の記事は、Googleから一定の評価を受けていて上位表示できる可能性が高い。
そして、50位以内の記事でも、順位によってリライト方法が変わります。(後述します。)
成果につながりやすい
キーワードによって、成約記事に誘導しやすかったり、商品・サービスが売れやすかったりする。
なので、成果につながりやすいキーワードは頻繁にリライトしましょう。
記事を公開してから2~3ヶ月が経過している
記事を公開してから2〜3ヶ月くらい経たないと、検索順位が安定しない。
なので、検索順位が安定してからリライトしないと、リライト効果を確認できません。
②:目的に合わせてリライトする
つぎに、目的(検索順位)に応じてリライトします。
- 1〜3位
- 4〜10位
- 11〜50位
- 50位圏外
詳しく解説していきますね。
1〜3位にある記事のリライト方法
1〜3位の記事は、Googleから「検索意図を満たしている記事」と評価されているので、古い情報をアップデートするだけでOKです。
積極的にリライトする必要がなく、他記事(4~50位)を優先的にリライトしましょう。
4〜10位にある記事のリライト方法
4~10位にある記事は、Googleから高く評価されていて、あと少しで検索上位に入れるポテンシャルがある。
なので、具体的には下記のポイントを意識してリライトしてみてください。
- 平均滞在時間を伸ばす
- 上位記事と比較して不足コンテンツを追加する
- 記事タイトル・メタディスクリプションを改善する
とくに、上位記事と比較して不足しているコンテンツを追加するのは効果的なのでおすすめです。
11〜50位にある記事のリライト方法
11~50位にある記事は、Googleから一定の評価を受けているので、適切なリライトで上位表示できる可能性が高い。
なので、具体的には下記のポイントを意識してリライトしてみてください。
- サジェストキーワードを盛り込む
- オリジナリティ(体験談)を追加する
- 検索意図に沿ったコンテンツを追加する
11~50位の記事は、とくに検索意図を満たしていない可能性が高いので、再度確認してコンテンツを追加しましょう。
50位圏外にある記事のリライト方法
50位圏外の記事は、Googleからほぼ評価されていないので、一から書き直す必要がある。
なので、時間があるときにリライトする、もしくは思い切って削除したり、1度非公開にするのも手ですよ。
③:リライト効果を確認する
さいごに、リライトしたら検索順位を確認します。
リライトした直後は、検索順位が変動しがちなので、2〜3ヶ月ほど様子を見てください。
検索順位が上がり安定していたらOKですが、もし下がっていたら再度リライトする必要があるので、必ずチェックしましょう。
検索順位チェックツールは、Rank Trackerがおすすめ。興味がある人は、こちらの記事をご覧ください。

ブログ記事をリライトするときの注意点2つ

さいごに、ブログ記事をリライトするときの注意点を2つ解説します。
①:目的のないリライトは意味がない
目的もなく、何となくでリライトするのはやめましょう。
- 検索順位を上げたい
- CTR(クリック率)を改善したい
- CVR(成約率)を改善したい
このように、あらかじめ目的を決めておくことで、リライトすべき内容が変わってくる。
計画的にリライトすることで、ブログ収益を大きく伸ばせますよ。
②:リライトして検索順位が下がることもある
ブログ記事をリライトしたからといって、必ず検索順位が上げるわけではありません。
もちろん、検索順位が下がる可能性も多いにある。というのも、検索意図を外した記事に仕上げてしまうから。
リライトを何度も繰り返すことでしか、コツは掴めないので、自分なりに考えて記事をブラッシュアップしていきましょう。
まとめ:ブログ記事をリライトして検索順位を上げよう!

今回は、ブログ記事のリライト方法を解説しました。
記事数が増えてくると、リライトすべき記事も増えるので、効率よくリライトして収益を伸ばしてみてください。
ブログで稼ぎたいなら、リライト作業は必須です。何度も繰り返すことでコツが掴めるので、どんどん手を動かしていきましょう。
その他、ブログ運営に役立つ記事を載せておきますね。


