ブログを書きたいけど、途中で手が止まってしまい全然書けない。ブログ初心者でもできる文章構成の作り方を知りたい。
こんな悩みを解決します。
ブログ記事を執筆する上で、文章構成はとても重要です。
なぜなら、しっかりとした文章構成を作れるようになれば、読者に読まれる記事を書けるからです。
いままで150記事以上を書いてきて、徐々にですがアクセスも増え、読まれるブログ記事を書けるようになりました。
それもブログ記事を書く前に、ちゃんと文章構成を考えているおかげです。
そこで本記事では、ブログ記事の文章構成を作る手順を解説します。
この記事を読めば、ブログ初心者でも悩まずに記事を書けるようになりますよ。
ブログ記事の文章構成とは?

ブログ記事の文章構成とは、設計図のようなものです。
たとえば、プラモデルを作るときに設計図がないと完成品を作ることができません。
これはブログも同じで、読まれるブログ記事を書くためには、あらかじめ文章構成を考えておく必要があります。
具体的には、ブログの記事構成は以下のとおりです。
- タイトル
- 導入文(リード文)
- 本文
- まとめ
ブログ記事は、大きく分けると上記の4つになります。
ブログで記事構成を作る理由
ブログで記事構成を作る理由は、事前に全体像を把握しておくことで、スムージに記事執筆ができるようになるからです。
またSEOに強く、読みやすい文章構成でブログ記事を書けるメリットもあります。
ブログ初心者にありがちなのが、記事構成を考えず適当に書き始めてしまい、500文字ほどで手が止まってしまうパターンです。
こういった悩みを解決してくれるのが、ブログ記事の構成案となっています。
そのため、じっくり時間をかけて1記事ごとに記事構成を考えましょう。
目安として、1時間ほどかけて完成させましょう。
ブログ記事の文章構成を作る7つの手順
ブログ記事の文章構成を作る手順は、以下のとおりです。
- キーワードを決める
- 読者をイメージする
- 読者のニーズを洗い出す
- 見出しを作成する
- 記事タイトルを決める
- 導入文を書く
- 本文を肉付けする
ひとつずつ解説します。
手順①:キーワードを決める
まずは、どんな記事を書く場合でも一番最初にやるのが、狙うキーワードを選定することです。
キーワードを決めることで、読者のニーズを満たした高品質な記事が書け、SEOで上位表示させることができるからです。
そして、キーワードを選ぶときは「ラッコキーワード」というツールがおすすめです。

たとえば「ブログ」で検索すると、ブログに関連したキーワード一覧が表示されます。
読者がどんなキーワードで検索しているのかを、一発で確認することができますよ。
キーワードの選定方法については、SEOキーワードの選び方を初心者にもわかりやすく解説をどうぞ。
手順②:読者をイメージする
つぎに、ブログ記事の想定読者をイメージします。
どれだけ具体的に、読者をイメージできるかが重要になってきます。
なぜならリアルにイメージするほど、読者に刺さるブログ記事を書けるからです。
想定読者としては、過去の自分や友達、家族などイメージしやすい人でOKです。
手順③:読者のニーズを洗い出す
読者をイメージできたら、その人が持っているニーズ(悩み)を洗い出します。
読者が抱えているニーズは2つあります。
- 顕在ニーズ:自分で気づいている悩み
- 潜在ニーズ:自分で気づいていない悩み
わかりにくいと思うので、たとえば「英会話 おすすめ」のニーズを見ていきます。
顕在ニーズ
- おすすめの英会話スクールを知りたい
潜在ニーズ
- 英会話スクールを選ぶときのポイントを知りたい
- オンライン、オフラインどっちがおすすめ?
このように、潜在ニーズまで踏み込んでブログ記事を書けると、読者により有益なコンテンツに仕上がります。
といっても、いきなり潜在ニーズを考えるのは難しいので、上位表示されているサイトを参考にするのがおすすめです。
他には、Yahoo!知恵袋やTwitterからも悩み(ニーズ)を把握することができますよ。
手順④:見出しを作成する
つぎに読者のニーズをもとに、記事の見出しを作ります。
見出しを作る順番は以下のとおりです。
- 前提知識
- 顕在ニーズ
- 潜在ニーズ
- まとめ
このような順番で、読者が見出しから記事内容を理解できるようにしましょう。
この記事と照らし合わせると、以下のとおり。
- ブログ記事の文章構成とは?
- ブログ記事の文章構成を作る7つの手順
- ブログ記事の文章構成を考えるときの注意点3つ
- まとめ:読みやすい文章構成を意識しよう!
キーワード選定と読者のニーズが重要になってくるので、たっぷり時間をかけてください。
また見出し(H2・H3)はSEOに影響するので、なるべくキーワードを入れましょう。
手順⑤:記事タイトルを決める
つぎに、記事タイトルを決めます。
読者にクリックしてもらえるような、魅力的なタイトルをつける必要があります。
記事タイトルを付けるときのコツは、以下の7つです。
- 検索キーワードを入れる
- 30文字前後にする
- 読者を想定する
- 記事内容を要約する
- 具体的な数字を入れる
- 記事が役立つことを伝える
- タイトルと記事内容が一致している
詳しくは、読まれるブログ記事タイトルの付け方・決め方7つ【具体例つき】をご覧ください。
手順⑥:導入文を書く
つぎに、導入分(リード文)を書きます。
リード文は、読者がその記事を読んで、悩みや問題を解決できるかどうか判断する重要なポイントです。
リード文がしっかりしていないと、読者が離脱してしまうので気をつけましょう。
手順⑦:本文を肉付けする
さいごに、本文を肉付けしていきます。
具体的には、それぞれの見出しで伝えたいこと(主張)をまとめます。
この段階で、見出し(H3)を作っていくイメージです。
実際に本文を書くときには、PREP法がおすすめです。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
最初と最後に結論を言うことで、説得力が上がります。
これを使えば、ブログ記事を書くのがラクになりますよ。
ブログ記事の文章構成を考えるときの注意点3つ
さいごに、ブログの記事構成を考えるときの注意点を紹介します。
- 読者をリアルにイメージする
- 読者のニーズを追求する
- 情報を詰め込みすぎない
注意点①:読者をリアルにイメージする
読者をリアルにイメージしましょう。
繰り返しにはなりますが、リアルに想像することで、記事のクオリティーが格段に上がります。
専門用語で「ペルソナ」とも呼ばれますが、難しいので気にしなくてOKです。
私の場合は、過去の自分に向けて記事を書いています。どんなことで躓いたのかわかるため、記事が書きやすいです。
注意点②:読者のニーズを追求する
読者のニーズを追求して、それ以外のことは書かないようにしましょう。
と言うのも、知りたい情報がない、自分の伝えたいことを優先しているブログを、誰も読みたくないからです。
書きたいことを書くのではなく、検索ニーズを意識しましょう。
注意点③:情報を詰め込みすぎない
1つの見出しに、情報を詰め込みすぎないようにしましょう。
なぜなら、1つの見出しに伝えたいことを複数入れると、読者に内容が伝わらないからです。
情報量が多くなりそうだったら、見出し(H2・H3)を分けるなど読みすいように工夫しましょう。
まとめ:読みやすい文章構成を意識しよう!

今回は、ブログ記事の文章構成を作るときの手順や注意点についてまとめました。
やることが多くて萎えてしまった人もいるかもしれませんが、読まれるブログ記事を書くのに欠かせません。
最初のうちは時間がかかると思いますが、たくさん記事を書いて慣れていきましょう。
今回は以上です。

