SEOキーワードの検索ボリュームってどうやって調べればいいの?
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 検索ボリュームとは?
- 検索ボリュームの調べ方|無料ツール
- 検索ボリューム別のSEO対策
検索ボリュームとは、あるキーワードが検索エンジン(Google・Yahoo!など)でどれだけ検索されるかを数値化したものです。
検索ボリュームを参考に記事を作成することで、検索エンジンから効率良くアクセスを集めることができます。
検索ボリュームとは?

検索ボリュームとは、検索エンジン(Google・Yahoo!など)で、キーワードが月に何回検索されているのかを示す数値です。
Googleの月間検索回数を基準にして、Webサイトのアクセス数を増やすためキーワード選定やSEO対策を行っていきます。
検索エンジンの国内シェアは、Googleが1位で約8割を占めているからです。(2021年9月現在)
検索ボリュームが多いキーワードほど、アクセス数も見込めますが、競合も強くなり上位表示させるのが大変です。
検索ボリュームを調べ方|無料ツール

検索ボリュームを調べる無料ツールとして、以下の4つがおすすめです。
上記ツールの使い方をかんたんに解説します。
キーワードプランナー
Googleキーワードプランナーとは、Google広告の一部として提供されているキーワードの検索ボリュームなどが調べられるツールです。
Google広告を利用している人向けのツールですが、登録するだけで一部機能を無料で使うことができます。
メインのキーワードだけでなく、関連キーワード(ロングテールキーワード)も同時に表示してくれるのでSEO対策に有効です。

キーワードプランナーを開き、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。

ラッコキーワードなどで取得した関連キーワードをまとめて貼り付けると、効率よく検索ボリュームを確認できます。
確認したいキーワードを1行ごとに入力して、「開始する」をクリックします。

「月間平均検索ボリューム」を確認しましょう。
キーワードプランナーを無料で利用する場合は、「10~100」「10万~100万」のように大まかな検索ボリュームが表示されます。
正確な検索ボリュームを確認したい方は、少額でも良いのでリスティング広告を出稿すると、具体的な数値を確認できます。
お金をかけずに具体的な検索ボリュームを知りたい方は、他のツールも利用してみましょう。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
Ubersuggestは、無料で使えるキーワード調査ツールです。
検索ボリュームを具体的な数値で確認できるため、キーワードプランナーの代替ツールとしておすすめです。
注意点として、無料プランだと1日3回までしか検索ボリュームをチェックすることができません。

検索窓にキーワードを入力して「検索(SUBMIT)」をクリックします。

キーワードの推移・検索ボリュームやSEO難易度、検索上位サイトの被リンク数を確認できます。
ただしキーワードプランナーのように、1度に複数のキーワードを調べることはできません。
Aramakijake(アラマキジャケ)
Aramakijakeは、GoogleとYahoo!の検索ボリュームを確認できる無料ツールです。
こちらも1度に複数のキーワードを調べることはできません。実際の検索ボリュームとは差があるので注意しましょう。

検索窓にキーワードを入力して「チェック」をクリックします。

上記のように検索ボリュームがわかります。
Googleトレンド
Googleトレンドは、過去から現在までの検索ボリュームの推移を調べられる無料ツールです。
「どういったキーワードが人気なのか?」や「検索需要が落ち込んでいるキーワード」などを見つけられます。

検索窓にキーワードを入力します。

上記のように表示され、「ブログ」は少し需要が下がってきていることがわかります。
検索ボリューム別のSEO対策

SEO対策において、キーワードの検索ボリュームは重要で上位表示させるための目安になります。
キーワード規模と検索ボリュームの目安は以下のとおりです。規模が大きいほど競合性も高くなります。
キーワード名 | 月間平均検索ボリューム |
ビックキーワード | 1万以上 |
ミドルキーワード | 100〜1万 |
ロングテールキーワード | 100以下 |
上記はあくまでも目安なので、参考程度に考えてください。
検索ボリュームの大きいビッグキーワードよりもロングテールキーワードの方が競合性が低いため、上位表示される可能性は高いです。
そのため、ブログ初心者はビッグキーワードを狙うよりも、まずはロングテールキーワードから攻めていくのがよい。
ビックキーワード

ビッグキーワードは、目安として1万以上の検索ボリュームがあり競合が非常に多いです。
2語からなる複合キーワードでもビッグキーワードに当てはまるものがあります。
普通にやっても企業サイトや有名サイトに勝てないので、上位表示させるためにトップページやカテゴリページで狙いましょう。
ミドル/ロングテールキーワードで上位表示させていくと、ビックキーワードでも上位が狙えるようになります。
ミドルキーワード

ミドルキーワードは、目安として100〜1万の検索ボリュームがありまだ競合が多いです。
「メインキーワード+1語」の2語以上の複合語キーワードが中心になっていきます。
ロングテールキーワードで上位表示されアクセスが集まり始めたら、ミドルキーワードにも挑戦していきましょう。
ロングテールキーワード

ロングテールキーワードは、目安として100以下の検索ボリュームがあり競合が少ないです。
「メインキーワード+2語以上」で構成される複合キーワードで、検索意図を満たしやすくコンバージョンしやすい。
ブログ初心者はロングテールキーワードで上位表示させ、小さいアクセスをたくさん集めて、ブログの評価を上げていくことが大切です。
まとめ

今回は、検索ボリュームの調べ方と無料ツールについて解説しました。
SEO対策では、検索ボリュームの規模によって大きく違ってきます。
キーワードプランナーやUbersuggestを使って、ブログの成長に合わせたキーワードを選定していきましょう。
おわり