近年、テレビやSNSで取り上げられることが増えているHSPという言葉があります。
HSPとは、生まれつき感覚が敏感で落ち込みやすかったり、必要以上に気にしたりする人のことを指します。
ある調査では、5人に1人がHSPであると分かっていて、自分がHSPだと気づかずに苦しい思いを抱えている人も多い。
僕は、人よりも気にしすぎな性格をずっとネガティブに捉えていましたが、HSPという言葉を認識してから心がとても軽くなりました。
そこで本記事では、「疲れやすい、落ち込みやすい、五感が敏感すぎる」といったHSPに読んで欲しいおすすめの本を12冊紹介します。
繊細すぎる性格を個性として受け止めてあげれば、これからの生活や人間関係がグッと楽になって生きやすくなりますよ。
僕はAudibleを使い始めてから読書量が2倍になりました。今なら30日間無料なので、ぜひ試してみてください。空いた時間に気軽に読書できますよ。
HSPにおすすめの本12選

さっそく、HSPにおすすめの本を12冊紹介していきます。
嫌われる勇気
「嫌われることを恐れない」「自分の考えと他者の考えを分離する」など、アルフレッド・アドラーの思想をまとめた1冊です。
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学会の三大巨匠とされ、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言するアドラー心理学は、人間関係に悩む全てのヒトに役立ちます。
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに対して、哲学者と青年の対話形式でわかりやすく解説しています。
自分自身の在り方によって、世界の見え方は変えられるということを教えてくれますよ。
続編もあるので、ぜひ読んでみてください!
反応しない練習
仕事やプライベートで、誰かの何気ない言葉に反応して「怒り・不安・不満」などを感じることが多いと思います。
すべての「苦しみ」は、自分が「反応する」ことから始まり、それを理解することで悩みを解決する第一歩が踏み出せます。
ブッダの教えをもとに「ムダな反応をしない」ことで、それらのマイナスな感情を抑えることができると説いています。
どうすれば人生に安らぎや満足、幸福をもたらすことができるかを論理的に解説した1冊です。
HSPサラリーマン
伝えることにトラウマをもち、会話が苦手で、仕事も人間関係も全くダメな営業マンが、親友や職場の先輩に触れながら人生を大きく変えていく成長物語です。
主人公の達也は、自分のことを「人から興味を持たれない人間」だと思い込み、自分で自分を諦めていた。頑張っても、頑張っても良くならない。仕事の結果も出ない。
しかし、思いもよらない親友との再会から「自分が自分自身をダメな人間だと思い込んでしまっていた」だけだと気づきます
そして、本当は、自分が人と関わりたいと思っていることにも気づきます。言葉は、誰かに伝えるために存在していて、その“誰か“がいるおかげで、伝わる言葉が生まれる。
コミュニケーションは、単に人と上手に会話ができることだけじゃない。言葉によって教えられたり、希望をもらったり、勇気の灯になったりするなど、本当の人間関係をつくるためにあるものです。
「伝わる言葉」が生まれると人間関係が劇的に変化します。そして、もっともっと人と関わりたくなっていく。その過程を経て、達也は一番大事なことに気づきます。
話すことが苦手、人間関係が苦手だと思い込んでいる人だけでなく、大切な人にきちんと思いを伝えられずに歯がゆい思いをしている人にも読んでほしい1冊です。
「繊細さん」の本
HSPに興味を持ち、最初に読んだ本。HSPだと思ったキッカケは、「気がつきすぎて疲れる」まさにタイトルの通り。
著者は日本でも数少ない、HSP専門カウンセラーの武田友紀さん。HSPに悩む600人以上をカウンセリングしてきた経験を踏まえて、HSPについてわかりやすく解説しています。
HSPの悩みに対して「どうすればもっと楽に生きられるのか?」といった視点で、仕事やプライベートに役立つ具体例、体験談を豊富に紹介しています。
HSPのことを「繊細さん」と親しみを込めて呼び、HSPであることを受け入れて楽に生きられる方法がわかる1冊です。
イラスト付きで丁寧に説明してくれるので、わかりやすく共感できる内容となっていますよ。
漫画版もおすすめ!
「繊細さん」の幸せリスト
『「繊細さん」の本』の著者・武田友紀さんが書いた続編です。
さらに一歩踏み込んで、繊細さんだからこそ感じられる6つの幸せについて書かれています。
優しい文章や4コマ漫画なども織り交ぜながら、自分だけの幸せを見つける方法がわかります。
直感を信じて「好きなこと・やりたいこと」を大切にする生き方を選択できるように、背中を押してくれる1冊です。
鈍感な世界に生きる敏感な人たち
著者は、世界一幸せな国と言われるデンマークの心理療法士であるイルセ・サン氏。
著者もHSPのため性質を深く理解していて、愛情を持ち細かい部分にまで目が向けられ書かれています。
日頃から敏感で生きづらさを感じている人に読んでほしい1冊。自分をよく理解して、その気質を社会で生かすためのヒントが学べます。
大事なことは自分を知り、敏感で繊細な自分をありのまま受け入れること。HSPであることを肯定し魅力として捉え、前向きに生きていくキッカケになる1冊です。
本音を言おうとすると涙が出てくる
涙が出そうな日々をがんばるHSPさん(とても敏感な人)へ。「こんな自分なんていやだ」「毎日苦しい」と思っていませんか?
じつは、HSPさんの感受性の強さや共感力は、捉え方や日々のちょっとした習慣を変えるだけで、あなたの大きな才能になります。
HSPさんの繊細な性格を最大限に生かす、魔法のような驚きの方法がわかりますよ。
「ひとりで頑張る自分」を休ませる本
“いい人”であることをやめて自分中心に生きることを意識する。
HSPの人は相手の顔色を窺ったり、他人の気持ち察して行動して、ついつい自分を後回しにしてしまう。“いい人”をやめて自分中心に生きるヒントが書かれています。
HSPの人だけでなく、生きづらさを感じていた人や周りに遠慮ばかりしている人にもおすすめ。自分の気持ちを大切にして生きる重要性がわかります。
無意識にいい人を演じて、疲れて自己嫌悪を繰り返していたため、目からウロコでした。
「敏感すぎる自分」を好きになれる本
ささいなことでドキッとする、ちょっとしたことに過敏に反応してしまう。それは性格ではなく、性質のせいかもしれない。
周囲の出来事や環境の変化に過度に敏感に反応してしまうため、生きづらさを感じたり、周囲の人から誤解を受けることも多々あります。
HSPの臨床医である著者がHSPの特徴を解説しながら「生きづらさ」を減らして生きていく具体的な方法がわかる1冊。
ゆる〜い禅 一日一禅!今日からはじめる
お寺の住職による禅に基づいた考え方で、毎日穏やかに過ごすための本。
毎日ゆる〜く生きていくために、日常生活の中でカンタンに始められる60の禅について書かれています。
HSPの人や、毎日忙しくて息をつく暇もない人がホッと一息できるような内容となっています。
仕事や人間関係、ストレス解消法などが可愛いいイラスト付きで紹介されていて飽きずに読めます。
敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本
HSPは刺激や感情に敏感で、他の人よりも多くの情報を取り込んで処理している。
そのため作業にとりかかるまでに時間がかかり、「仕事が遅い」などと評価されがちです。
著者もHSPで、こうした悩みや「自分はおかしいのではないか」という不安に寄り添ってくれます。
また言語化することで、自己理解と問題解決のためのヒントがもらえる1冊です。
悩みの中でも「働き方」や「キャリアプランニング」に着目して、「自分らしく」働ける仕事は必ず見つかるという強いメッセージが込められていますよ。
自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義
ハーバード大学の卒業生による投票で3年連続人気教授に選ばれた著者が、パーソナリティを科学的な根拠に基づいて解説しています。
本当の自分を知ることによって、もっと自由にラクに生きていくことができる。
自分自身についてより考えるようになり、深く知ることで強みが見えてきます。
また、自分と対話することで本当の自分に気づき、新しい発見を得られます。
仕事とプライベートで、異なるキャラクターを使い分けて疲れている人におすすめ。
HSPにおすすめの本を無料で読む

さいごに、今回紹介した本を無料で読む方法が3つあります。
1つずつ紹介していきますね。
①:flier

プロのライターが書いたクオリティの高い要約を、たった10分で読めるためコスパが高い。
また、忙しい人でもサクッと読めて、重要なポイントを抑えられるので便利です。
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②:Audible

プロのナレーターや声優が朗読した本をアプリで聴けて、音楽を聴くように読書を楽しめます。
そんなAudible最大のメリットは、作業しながらでも読書ができる”ながら聴き”にあります。
忙しいビジネスパーソンでも、移動中や休憩中などのスキマ時間にインプットできますよ。
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③:Kindle Unlimited

月額980円で200万冊以上が読み放題になる、読書好きにはたまらないサービス。
1度にたくさんの本を持ち運ぶことができ、いつでもどこでも読書できるので便利です。
また、小説やビジネス書だけでなく、雑誌や漫画など幅広いジャンルが揃っているので暇つぶしにも最適ですよ。
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まとめ:HSPにおすすめの本12冊

今回は、HSPにおすすめの本を12冊紹介しました。
繊細すぎる、気がつきすぎて疲れてしまうなど、生きづらさを感じている人は1冊でもいいので読むことをオススメします。
同じような気持ちを抱えて苦しんでいる人がいるということを知れば、ホッとした気持ちになると同時に前向きな気持ちにもなれるはずです。
また、今まで気づけなかった新しい発見やヒントがあり、生き方(日常)がグッと楽になる可能性があります。
気になる本があったら、ぜひ読んでみてください。心が温かくなりますよ。



